在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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永遠の2才児

上の妹が
 「うちの息子、まだ二語文ほとんど話せないの。
  このままだと3歳児検診ひっかかるなー」
と心配していた。
龍はとっても元気な男の子だが、おしゃべりはちょっと遅い。
こちらの言うことは理解できるので、大丈夫だと思うんだけど。

そのあと重度知的(かつ身体的)障害のある妹・U子が帰宅した。
U子はほとんど言葉が話せない。
二語文なんてとんでもない。
こちらの言葉は理解できる…できている…と思ってたけど!
比べてみると
 「あ、龍ちゃんに負けてる」
と思った。

U子の知的レベルは3才に満たないのかもしれない。
ということは、2才か。
U子は2才児か。

どうりで扱いづらいわけだ。
暴れるわけだ。

終わりの見えない高齢者介護も
反抗期の育児も
どっちも大変だと思うんだけど
家族が一生「魔の2歳児」っていうのも、けっこうめんどくさいです。

下痢とてんかん発作とギャーギャー発作のせいで昨日は寝てません。
眠くて眠くて文章にならないので
ウィーン旅行記の続きはまた明日。
おやすみなさい。

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甥っ子の龍は仮面ライダーにハマっていて、毎日1000回くらい戦いごっこにつき合わされます。
「へんしん!」
「アイコン!」
だけは上手に言えます…。


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介護者は奴隷じゃない!

母の介護と妹の介護。
身体状況はそんなに大きくは変わらないのだけど、妹の介護のほうが十倍も大変だ。
母はなにかあるごとに
 「ごめんね、ありがとう」
といってくれる。
それに対し妹は
 「やってもらって当然」
というスタンスだからだ。

先天性の脳性麻痺のある妹は、生まれてこのかた一人で何かをやったこともないし、できたこともない。
生まれてからずーっと、全てを人にやってもらってきた。
人にやってもらうことはごく自然で、当たり前なのだ。
感謝の心というものは、たぶんあるのだろうけれど、それはヘルパーさんや友達に対してであって、家族にはそれこそ「当然」だと思っているようだ。

だから妹は私たちに容赦がない。
今日もゲーリーを三連発をぶちかましてスッキリした妹は、その後片付けで大忙しの私にむかって
 「お茶!」
 「チャンネルかえて!」
 「お菓子ちょうだい!」
 「音楽かけて!」
命令三昧である。

言っておくが甘やかした覚えはない。
むしろ私たちは「スパルタな姉」で通っていた。
障害の有無にかかわらず普通に兄弟として接すると。
そうしたら私たちが鍛えたせいで妹はガンガン強くなっちゃって、たぶん家じゅうの誰よりも強固な意志の持ち主になってしまったのだ。
障害の有無にかかわらず、あきらめずに自分の意志を通すんだと。

施設から帰宅した日の妹はもうワガママの極みで、しかも悪戯をする。
 「おしっこでた!」
というので、またかよと思いながらオムツをあけると空振りで、
 「へへー残念でした」
みたいなこといわれるし、大声で私を呼ぶので料理の手を止めてそばに行くと
 「呼んでみただけ」
というし、あんまりうるさいので無視していると隣近所に響き渡る大声でギャーギャー叫ぶというありさま。

ちょっと愚痴ってもいいですか。

私は、障害のある人が他人の手をかりるのは当然だと思うし
家族が世話をするのも当然だと思うし
私が妹の介護をすること自体には、べつに疑問は抱かない。

だけどね。
家族だろうが何だろうが。
限度ってものがあるわけで。

介護者は奴隷じゃない!
私は妹の奴隷じゃない!
なんでもいうこと聞くと思ったら大間違いだ!
 「おまえ、調子こくのもええ加減にせいよ?」
と、今、妹に説教しているところです。
聞いてくれない。

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本日の猫写真。
妹がどんなに叫ぼうがわめこうが、サンジは平気で寝ています。

猫主人

ええ、私は妹の奴隷じゃないけど、たぶん猫の奴隷です。


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オヤジ、34年目の快挙

昨日、修羅場が起きたとき、オヤジはその場にいませんでした。
直前までは一緒にいたのに。
なぜでしょう?
…ひとりで競輪に行っちゃったからです。
他意はありません。
いつもこんな感じです。

でもね。
ほめてあげたいこともあるんです。
重度障碍児の父であるにもかかわらず、介護のかの字も知らなかったオヤジ。
母の介護を始めるにあたって
 「ヘルパーさんて何?」
とか言ってたオヤジ。
妹のことはこれまで、せいぜい移乗と遊び相手しか、手伝ってもらえなかったのですが。
ここへきて、ついに。
ついに!
食事介助ができるようになったのです!

昨日、家族そろってランチにいったときのこと。
オヤジは自ら
 「トンカツ、お父さんと半分こしようか」
といって妹の口にフォークを運んだのです。
そのあとも次々と、肉と野菜とごはん順番に食べさせていました。
その様子に私と母は感動を覚えました。
 「お父さんがU子のことやってくれてる!」
 「お父さんがお父さんみたいなことやってる!」
 「すごい!」
34年目の快挙ですよ。
オヤジ、めちゃくちゃ頑張ったんですよ。

考えてみれば妹の食事介助って簡単なんです。
固形だし。
そんなにむせないし。
逆にどうして34年間なにもできなかったんでしょうか。

オヤジはどうやら
 「俺にはできない!」
と頭から思い込んでいたようです。
介護なんてできない。
できるわけがないと。
で、やってみたら、簡単にできた。
介護についてオヤジと同じような思い込みを持っている人は世間にも多いんじゃないかなあと思います。

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今日の猫写真。

にらむ

Q:なんで猫写真はアップばっかりなの?
A:部屋が汚すぎてカメラを引けないから…


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