在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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使えなかったトランシーバー

母はそのとき、ひとりでテレビを見ていた。
私は別室で仕事をしていた。

部屋は離れているけれど、きっと大丈夫。
何かあれば無線で連絡してくるはず。
そう思っていた。

無線のトランシーバーは我が家における介護の必須アイテム。
私が別の部屋にいるときも
 「トイレお願いします!」
とか
 「テレビのリモコン、落としたから拾って!」
とか、用事があるときには必ず連絡してくるから。
 「おもしろいテレビやってるよ!」
とかも。

眠るボロ雑巾
(いつもは母のベッドで昼寝をするアジャリが、今日は違う部屋にいた)

けど、今日はうまくいかなかった。
1時間ほど作業をして母の様子をみにいくと…。
母は、Tシャツもズボンも上から下まで、ゲロにまみれていた。

理由は不明だけれど、時々、吐いてしまうのだ。
しかも今吐いたばかりっていうわけではないらしい。
テーブル上のゲロは乾きかけていた。

慌てて着替えさせながら、どうして教えてくれなかったの、無線は手元にあったのに、っていうと
 「知ってると思って」
と母はいう。
なんでそうなる?
 「だってあんた、そこに立って、じーっとこっち見てたから」
また妄想を見てたのか。
最近あんまり調子がよくない。
季節の変わり目だからかな。

 「汚いのさせてゴメンね」
と母がまた謝る。
いいのにそんなこと。
 「気づかなくてゴメンね」
と私も謝った。
普段、いくら上手に使えても、いざという時に連絡できなければトランシーバーを持ってる意味がない。
…長時間ほったらかしは、まだ無理なのかな。

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そうそう。
大変、遅くなりましたが。
私の本(きょうだい介護おやこ介護)。
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書いてくださった方々、ありがとうございます!

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