在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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夫婦喧嘩

オヤジがしょんぼりと首を垂れている。
どうしたの?と尋ねると・・・母とケンカしたみたい。
 「母さんに、うるさいから黙れっていわれた!」
なにそれヒドイ。

おかーさん、どうしてそんなこと言ったの、と母に訊くと
 「だって私が音楽を聴いてるのに、横からぐちゃぐちゃとウルサイんねんもん!」

そのときテレビではNHKの音楽番組が流れていた。
バッハのミサ曲。
いかにも母の好きそうな曲だ。
そこにオヤジは横からうるさく口出しをして、母がキレた、ということらしい。

うちの両親はめったにケンカをしない。
オヤジが借金をこしらえた時でさえ母は呆ればかりで怒らなかった。
ただ唯一、母がオヤジに対して腹を立てるのは
 「音楽性の違い」
だそうだ。
若手のバンドみたいなことをいう。
そういえば私が小学生のときも
 「クラシックと演歌のどちらが本当に凄いか」
で猛烈なケンカをしていた。
私と妹はそれをポカンと見つめながら
 「お父さんとお母さん、まさか離婚はしないよね?」
 「しないよ、こんな馬鹿馬鹿しいことで」
と話し合ったことを覚えている。
・・・何十年経っても変わっていない。

母は病気でいろんなことを忘れてしまったし、頭の中はモヤモヤのままです。
ごく簡単なことも分からなくなっています。
でも、音楽と障害児教育に関しての記憶と理論は、今も完璧。
世界一口下手なオヤジがどんなに言い争っても母には敵わないでしょう。

そうこうしている間にも、猫のアジャリが両親の言い争いを完全に無視して、私に
 「カツオブシをくれコール」
を続けていました。
いや、あげないから!

かつおぶしをくれ

アジャリにも夫婦喧嘩がくだらないものだって分かっているようです…。

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