在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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大人の言葉

子供の頃、
「大人はたくさんの言葉を知っていて、すごくおしゃべりがじょうずなんだな」
と感心した覚えがある。
だけど自分が大人になって、たくさんの言葉を覚えてみると、意外に不便だということがわかった。
かえって気持ちが伝わらない。
伝えたいのに伝わらない。

 「私は弱い」
と泣いた人に、その弱さこそが強い優しさの源だと言ってあげたかった。
 「俺はダメだ」
と言う人もいたけれど、自覚して這い上がろうとしている人間はぜったいにダメじゃないって伝えたかった。
 「一人でいるのが好きだから」
という言葉をどうして鵜呑みにしてしまったんだろう。
強がって強がって、冗談とばしてたあの子は、ほんとはずっと泣いていたんだ。
 「自分のことがキライだよ」

強いばっかりの人なんかいないし
弱いばっかりの人もいないし
完全にダメな人だっていないのに。

自己否定の言葉を聞くたびに、私はいつも、泣きたくなる。

強くっても弱くっても、ええねん!
ダメだろうがダメでなかろうが、ええねん!

私はあんたが好きなんや。
そんなあなたが好きなんや。
あなたがあなたでいる限り。

私がこんなに好きなあなたを、あなたもどうか好きでいて。



言葉を持たない赤ちゃんは、どんな大人よりも正確に気持ちを伝えられるのではないだろうか。

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