在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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七夕の短冊を見て、泣きそうになる

妹の入所している障害者施設でコンサートが行われた。
年2回、夏と冬に行われるコンサート。
家族みんなで見にいった。

妹は、幸せそうに大きな声で歌っていた。
合奏では楽しそうにツリーチャイムを鳴らしていた。

チャイム

七夕が近いので、施設内のあちこちに笹が飾られていた。
笹にはもちろん短冊が吊るされている。
職員さんや入所者の人たちが書いた、たくさんの願いごと。

『書道がうまくなりますように』
『映画にいきたい』
『旅行にいきたい』
『○○さんの病気が治りますように。』

そして・・・

『家に帰れますように』

泣きたくなってしまった。
妹の短冊ではなかったけれど。
それでも泣きたくなってしまった。

ここに入所しているのはかなり重度の障害をもつ人ばかり。
若い頃から入所している人も多い。
施設に入所しているということは、どうしても家で介護できなくなったということだ。
それまでの生活が送れなくなったということだ。
家に帰ることは、もうきっとできない。
昔には戻れない。
ここの人たちは知的にはしっかりしているから、そんなのみんなわかってると思う。
わかっているから願いをかけるのかもしれない。
星には、自分の力ではどうしようもないことを願うものだから。

ごめんね、って思う。
どんなに言い訳しても、
周りの人たちに「仕方ないよ」っていわれても、
「あんたのせいじゃないよ」って慰められても、
施設がすごく良い所で、かなり幸せに暮らしているのは分かっていても、
また妹自身が「わかってるよ」って言ってくれても。
さまざまな理屈や希望やきれいごとを並べてみても。
それでも私は、ごめんね、って思ってしまう。
家で暮らせなくてごめん。
みてあげられなくてごめん。
多かれ少なかれ、入所中の家族をもつ人はみんなそう思うものじゃないかな。

そんなことを思いながら、今夜は妹を家に連れて帰ったわけですが。
帰宅早々、しくじりまして。
妹を絨毯に寝転がしておいたら、ピーピー大惨事になりまして。
服も、敷いていた毛布も、絨毯までも、全てびっちゃんこのドロッドロになってしまったのであります。
夜中に洗濯機まわしながら
 「梅雨だからこれ当分、乾きそうにないな」
って、今、ちょっと違う意味で泣きそうです。

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4 Comments

まあさ says..."No title"
だださん、こんばんは!
短冊、胸に来ますね。
内容は忘れてしまったけれど、
今朝はだださんの旅の夢で、目が覚めました。
きっと、呼ばれたんだと思います。
電子書籍、さっそく購入させていただきました。
すぐにも読みたいのですが、
明日は、舌癌サバイバー33人のお集まりがありまして、
きょうは睡眠不足を解消しておかなければなりませんの、残念!
だださんのご体調のはやいご快復を祈っています。
Chau !

PS:サンジくん、あいかわらずキュートですね!!
2015.07.04 23:58 | URL | #EaABWkWY [edit]
POTE says..."お疲れ様です"
情と理性のせめぎ合いですよね。
婚家の在宅介護突入に先立って、実父を亡くしたのは12年前。
脳転移も始まり、会話も出来なくなっていた父を見舞い、「じゃあ、帰るね、また来るから」と声をかけると、目は閉じたままでも、両手がすーっと上がるんですよ。
まるで「行かないで」っていうように。
その姿から必死に視線を外して病室出るのが辛くて大変でした。

誰だって、家に帰りたいんですよね…

そして、婚家で、当時のケアマネの大反対押し切って、ダブル在宅決意して、介護ベッドが二つ並んだ8畳和室見た時、早まったかしら?と(笑)
(フタ開けたら、介護そのものが大変というのもあったけど)
(実子さん達があんなに使えないとは思わんかった 大笑)
(梅雨時のオール洗濯って困りますね、しかも絨毯までいっちゃいましたか 下に新聞敷き込むと多少水分吸ってくれるかも)
いろいろ大変と思いますが、お疲れの出ませんように。
2015.07.05 11:25 | URL | #.5Qwvuhc [edit]
だだ says...">まあささん"
こんばんは!
呼ばれて来て下さってありがとうございます!
そしてお買い上げありがとうございます!!!
すごい嬉しいです!
私の体調はほぼ回復しました。
運動不足で鈍っておりますが…。
そしてサンジは今日もアホ全開です。
2015.07.05 21:52 | URL | #- [edit]
だだ says...">POTEさん"
POTEさんこそ、毎日お疲れ様です!
病院はほんとにせつないですね…。
私は祖父でしたがやっぱり毎日引き止められてきつかったです。
できるなら、できる限り最後まで家で暮らしたいですよね。
あ、若い障害者さんの場合は「親から離れて自立したくて」自らで施設に行く人もいますけど。

ダブル介護、本当に大変ですね。尊敬します…。
昨夜の洪水はふいうちだったので「やられたー!」って感じでした。
母の場合は常にペットシーツ敷いて備えてるんですけど、妹は珍しいことだったので。
幸い、今日は降らなかったので全部乾きました♪
2015.07.05 22:08 | URL | #- [edit]

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