在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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隣家の爺さんに「猫なんか殴って躾ければいい」といわれた

隣家のお爺さんは動物が嫌いだ。
大っ嫌いだ。
奥さんが生きていた頃には犬を飼っていたけれど、可哀そうなくらい虐げられていた。
猫なんかもう目の仇にしている。
 「ネコイラズ撒いて殺してまうぞ!」
とか脅されたこともある。(実際に撒いているらしい。ネズミ一匹かからないけど)
近年ガーデニングに凝り始めてから、猫嫌いはさらに酷くなった。
猫が庭にウンチをするというのだ。
しかも困ったことに、この爺さんときたら、町内に猫を飼っているのは我が家だけと思い込んでいる!

我が家の猫たちは家猫です。
庭から出ません。出しません。
だからそれはよその猫です。

と、なんべんも言うのだけれど信じてもらえない。
今日も爺さんは自信満々で文句をいうてきた。

「あんたはいつもそういうけどな、わしは見たんだ!
 ゆうべ、うちの庭でウンチをしている三毛猫を!」

誰がミケじゃ

笑ってしまった。
うちには三毛はいませんよ。
見てください、2匹そろって茶トラです。

これにはさすがの爺さんも
「うっ…」
とうなって口をつぐんだ。
それから憤って、吐き捨てるように言った。
 「どうして猫を躾けない!?
 猫なんか、綱で縛って、ぶん殴って痛い目にあわせればいい、そしたら覚えるだろう!」

ああもしかして、と思った。
もしかしたらこの人は自分の息子もそうやって躾けてきたのかもしれない。
綱で縛ってぶん殴っていたのかもしれない。
それで今はもう、息子も孫も帰ってこないんだ。
正月にすら誰もこない。
爺さんは寂しさのあまり誰彼なく当り散らしているんだろう。
かまってほしいから。
話し相手がほしいから。

気持ちがむきだしになってしまった爺さんが、なんだか気の毒になって、話題を変えた。
爺さんの庭についてほめてみた。

そしたら爺さん、むっちゃ喜んじゃって。
怒涛の勢いでガーデニングについて話しだした。
「百合の育て方」とか「エッジ処理の仕方」とかについて、気がついたら30分くらいアドバイスをしてくれた。
ついさっきまでは私が挨拶をしても返さないくらいだったのに。
私はガーデニングにはこれっぽっちも興味がないし、だんだんアドバイスというよりお説教っぽくになってきたから、切り上げたけれど。
最後に爺さんは
 「分からないことがあったらいつでも聞きなさい、教えてあげるから」
まるで人が変わったようなことを言った。

なんだかとっても疲れてしまった。
動物嫌いの人とうまくやる自信はないけど、たまには話し相手になってあげるべきなんだろうか。

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4 Comments

POTE says..."寂しい人"
構って欲しいんですね。
だださんの推察は当たっているとワタシも思います。
殴ることがしつけだ、愛情だと信じている人って凄く多いです。
ワタシの実母は子供だったワタシがやらかすたびに「憎くて叩いてるんじゃない」とボコボコにした人でしたけど、今持ってあれが愛情だったなんてこれぽっちも信じられません(単に短絡的なだけ笑)。
寂しがり屋のおじさんは対応次第では面倒見の良いおじさんになってくれそうですけど、適正距離感が掴めない場合もありますからお気をつけください。
今日は新宿駅の雑踏の中で、物凄く激怒って喚きながら歩いているおじさんが居ました。
怒り過ぎて何言ってるか分からないくらいの逆上ぶりで、もしかしたら「危ない人」だったかもしれません。
だけど、新宿駅を行き交う大勢の人達は誰もおじさんに構うことなく、目も合わさず、そこにおじさんが居ないように誰もが忙しそうに足早に通り過ぎていって、それもまた何だか寒々しい光景でした。
2015.06.17 22:58 | URL | #.5Qwvuhc [edit]
トマシーナ says..."No title"
こんにちは。
猫嫌いの方って、猫を個体識別出来ませんからね。
彼にとって三毛も茶トラも似たようなものなのかもしれません。
アジャリちゃんもサンジちゃんも災難やったね。
何よりだださんが災難でしたね。
淋しい人・・・・そういう方増えているかもしれないですね。
叱られてもいいから構って欲しい子どもと同じ心理かな。
嫌われてもいいから、誰かと話したいのかもしれない。
POTEさんも指摘されているけれど、そういう方って難しいかもしれないですね。
付き合ってあげたら最後、相手の気の済むまで付き合ってあげないと、なかなか離してくれないかもしれません。
私の知人がそういう方に悩まされていました。
ある日、本当に忙しかったので電話で話を聞き続けることが出来ず、ごめんなさい、人と約束があるからと電話を切ったそうです。
そうしたら二度と電話を掛けて来なくなったとか・・・・。
極端から極端に走る傾向にあります。
まあ、隣家の方がどういう方かは謎ですが、だださんの心の負担にならないか心配です。
2015.06.18 13:40 | URL | #- [edit]
だだ says...">POTEさん"
POTEさんも幼いころからご苦労されたのですね。
実は子供の頃、私もしょっちゅう親にどつかれていましたが、平気でした…。
昔は子供がどつかれるなんて普通のことでしたが、隣家の爺さんはただ短気を起こしていただけのような気がします。

> 寂しがり屋のおじさんは対応次第では面倒見の良いおじさんになってくれそうですけど、適正距離感が掴めない場合もありますからお気をつけください。
おおお、ほんとだ、気をつけます!

> 今日は新宿駅の雑踏の中で、物凄く激怒って喚きながら歩いているおじさんが居ました。
> 怒り過ぎて何言ってるか分からないくらいの逆上ぶりで、もしかしたら「危ない人」だったかもしれません。
> だけど、新宿駅を行き交う大勢の人達は誰もおじさんに構うことなく、目も合わさず、そこにおじさんが居ないように誰もが忙しそうに足早に通り過ぎていって、それもまた何だか寒々しい光景でした。
怖い人危ない人には、誰しも関わり合いになりたくないもの。
人が倒れていても誰も救いの手を差し伸べないこともあるそうです。
難しい現代の闇ですね…。
2015.06.18 21:57 | URL | #- [edit]
だだ says...">トマシーナさん"
こんばんはー
そうですね、猫嫌いにとっては茶トラも三毛もすべてうちの猫なんでしょうね(笑)
三毛もいいなー、家にきてくれないかなと思ったりしていました。

> 淋しい人・・・・そういう方増えているかもしれないですね。
> 叱られてもいいから構って欲しい子どもと同じ心理かな。
じだんだふんで怒ってる子供みたいなものですかね。
猫以外にも、裏の空き地で子供がボール遊びをしていたら「うるさい」と怒鳴りつける人です。
たしかにちょっと危ない傾向はあると思います。
だからこそ悪化しないうちに繋ぎ止めておくべきというか…
でも本当に関わりたくないし…難しいところです。
2015.06.18 22:03 | URL | #- [edit]

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