在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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老猫アジャリの英雄譚

昨夜、12時頃のことだった。
廊下で大きな音がする。
猫が暴れている音だ。

わかいで

本日は老猫アジャリのお話です。
猫の狩りについては抵抗のある方もいらっしゃると思いますので、追記に隠しておきます。

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様子をみにいくと、サンジが

「獲物! ぼくの獲物!」

狂ったように何かを転がして遊んでいる。
虫かと思ったらコウモリだ。
どこから迷い込んだんだろう。
猫のいる家に入ってくるなんて間抜けすぎる。

逃がしてやりたかったけど、見たところもうダメだった。
羽がやぶれてしまっている。
滅多にない獲物にサンジは大喜び。
噛みついたり転がしたり、ボロボロに遊んでいる。
なんでこんなに残酷なことするんだろう、と嫌になるけど本能だから仕方がない。

私は2階で寝ているアジャリを呼びにいった。
サンジがコウモリ見つけて遊んでるんだけど、やり方が酷いねん。
可哀そうで見てられへんから、あんたトドメをさしてあげてくれへん?

「よっしゃ。」

返事をしたように見えた。
アジャリは迷わず立ち上がると、とっとことっとこ階段をおりて、サンジの前に立った。
その後は一瞬だった。
アジャリはもうすぐ18才の老猫とは思えぬ風のような身のこなしでサンジの鼻先から獲物をかすめ取った。
そして、ガブリ。
ひとかみで可哀そうなコウモリの息の根を止めた。

アジャリすごーい!
私のいうことが分かったの?
さすがやなー!

と褒めたのも束の間。

次の瞬間、アジャリは
 「うまっ! コウモリ、うまー!」
・・・食べ始めた。
野性が蘇ってしまったらしい。
アカン!
コウモリは食べたらアカン!
私が大声をだすと獲物をくわえたまま机の下にもぐりこんだ。
食べるといってもアジャリにはもう4本の牙しか残っていない。
ほとんど噛めないはずなのに。
歯茎でバリバリ噛みはじめた。

アジャリ、すげー!

・・・じゃない。

アカン!!!!
コウモリはアカン!!!

どんな病気をうつされるか分からない。
私は山盛りのティッシュをつかってコウモリの残骸を奪いとり、ゴミ箱に捨てた。
若い頃のアジャリなら、そんなことをされたら怒っていたはずだ。
何もいってこないのは年のせいかな、なんて思ってた。

そしたら今日。
晩ごはんに冷奴を用意していたら。
ちょっと目をはなした隙に、アジャリがテーブルにのぼって、冷奴の上のカツオブシを
 べろべろべろべろべろ!
ぜーんぶ舐めてしまった。
その得意そうな顔!
 「獲物をとられたお返しだ!」
といわんばかり。

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そういえば。
最初にコウモリを捕まえたのはサンジでした。
アホなサンジは獲物を横取りされたことさえ気づかず、
 「コウモリさんどこ行った?」
 「おかしいな、このへんのはずなんだけど」
と朝になるまで家中を探しまわっていました。
もうアホすぎて不憫…。
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