在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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怖いことを想像した

天気がよかった。
気持ちのいい午後だ。
せっかくだから外に出よう。
ジョギングに出よう。
母は部屋で車椅子に座り本を読んでいる。
 「ほっといてくれて平気よ」
という。
30分くらいは大丈夫だろう。

行ってくるねと声をかけ、玄関を閉める。
鍵をかける。
・・・ちょっと、ためらう。

ときどき考える。
もし今、私が交通事故に遭って、帰れなくなったら。
意識を失い、体の不自由な母が家にいることを誰にも伝えることができなかったら。
母はどうなるだろう。

私がどうして帰ってこないのだろうと不安に思いながら
だんだん日が暮れて暗くなっていく部屋の中で
電気をつけることもできず真っ暗な中で
車椅子にポツンと座ったまま、うなだれて、猫たちに話しかけるのだろうか。

電話が鳴っても母に受話器はとれない。
ややこしいことをしてしまうから触れないようにしてある。
窓も閉まってるし、大きな声をだせないから、呼んでも外には聞こえない。

何時間もひとりぼっちで、パンツもびしょびしょになって
コップのコーヒーも飲みほしてしまって
座っているのが辛くて、体が痛くて
不安で不安で
そんな状態でオヤジの帰りを待つのだろう。
なんとか体を動かそうと、車椅子から落ちてしまうかもしれない。

万が一のことを考えると、鍵をかけるのが怖くなる。

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でも!
ま!
大丈夫か!
あんまり考えると買い物にも出られないからな!

せいぜい赤信号は守ろうと思います。

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