在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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ミステリーが戻ってきた

母は長いあいだ文字を読むことが難しかった。
が、今年に入って電子書籍で『赤毛のアン』を読めるようになり、
それから紙の本にも挑戦して、『ハリー・ポッター』などの児童書なら読めるようになった。
以来、何冊かファンタジーを読んでいたのだけれど。

「やっぱりミステリが読みたいな。子供向けじゃないやつ」

というので先日、図書館に行ってみた。
字が大きくて、でも子供向けじゃないミステリを探しに。
そんなのあるかなー。
あるかなー。
あるかなー・・・

あった!



「大活字文庫」だって!
初めて知った!
これ借りてみよう!
西村京太郎ならそんなに難しくはない、はず。

母は喜んだ。
「やった、十津川警部だ! 久しぶりねえ!」
古い知り合いに出会ったみたいな顔で本を開けた。


(しわしわのミカンは気にしないでください)

ほんとに字がでかい。
普通サイズの文庫本なら1冊で済むところを、3冊に分けている。

おかげで母は、すらすら読んだ。
電子書籍の『赤毛のアン』よりすらすら読んだ。
私は一人ムスカになりきって
「読める!読めるぞお!」
と快哉してた。

母はその日、むさぼるように読みふけり、最初の1冊をほぼ1日で読み終えた。
そしてわずか数日で『殺意の青函トンネル』を読み切った。
今は同じ十津川警部シリーズの『二つの金印の謎』を読んでいる。
図書館には「大活字」専用の棚があったから、東野圭吾も宮部みゆきも、まだまだたくさん読めるだろう。
活字のある暮らし、ミステリのある人生が、母のところに戻ってきたのだ。
よかった!

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