在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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もったいなくないよ

写真の整理をしていたら、古い写真がでてきた。
下の妹の写真だ。
昔・・・まだ、可愛かった頃の妹。


(座る練習?をしている写真)

この頃は可愛かったねえ、と言うと
 「こんなふうに成長するなんて想像もしなかった・・・」
母が思わず本音を吐いた。
小さい頃はろくに声も出せないほどか弱かった妹。
今では帰宅のたび雄叫びをあげて騒ぎまわる、立派な怪獣になってしまった。
昔はあんなに可愛かったのに。
あのまま可愛い頃のまま、いてくれたらよかったのにね。
 「それはあんたもやけどね」
・・・あ。言われた。

 「もったいない、ってよく言われた」
母が思い出話をはじめた。
 「初対面の人が、とくにおばあちゃんたちがね、ゆう子をみて
 『こんなに別嬪さんやのにもったいない』
  っていうの。
  お母さん、腹がたって腹がたって!」

こんなに別嬪さんなのに。
こんなに重い障がいをもっているなんて。
お嫁にもいけないなんて。
もったいない、もったいない。
・・・まあ、昔の話だからね。

成長した妹は、常盤貴子に似ているといわれ、ニコニコ笑顔で数多のヘルパーさんや介助員さんをたらしこんでいる。
感謝の言葉のかわりに、にっこり笑うことで表現しているのだと思う。
ちっとももったいなくはない。

歩けなくっても、話せなくっても
病気があっても、結婚できなくても
幸せな人生を送ることはできるはずだ。
3人姉妹の誰よりも、ゆう子の写真は数多い。
これからも増えていくだろう。

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