在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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コンサート

母と妹、障害者2人をつれてお出かけした。
私ひとりで車椅子2台。
けっこう大変。
知り合いのひとに手伝ってもらえたからよかったけど。

出かけた先は、母がたちあげた青少年オーケストラのコンサート。
母はバイオリンを弾くどころか楽譜も読めなくなってしまったのに
今でも教え子たちはみんな「先生、先生」と慕ってくれる。

コンサートのリハーサルは何度もみにいった。
母はいつも一番後ろで聴いてるだけだったが、たった一度だけ、「先生」に戻る瞬間があった。
トラブルがあって、他の先生が練習の開始に間に合わなかったのだ。
指導できる人がほかにいなかったので、母が臨時で復帰をし、30分だけ練習をみることになった。
ふだんはボケボケな母が、バイオリンを構えた生徒の輪の中に入ると不思議なくらい首がシャンと伸びた。
「先生」の顔に戻った。
それは昔どおりの、懐かしい、母の表情だった。

・・・まあ、たいして先生らしことは言えてなかったけど。

私は音楽のことはまったくわからないけど、良いコンサートだったと思う。
いつも騒がしい妹が今日は感動して黙りこくっていた。
曲が終わるたび、母はいっしょうけんめい拍手した。
動かない左手の甲をパチパチ叩いて拍手するもんだから真っ赤になっていた。

考えてみれば、去年のコンサートのとき母はまだ入院中で、外泊許可をもらってリハーサルを一部みにきただけだった。
妹は褥瘡がひどくて前半で帰ってしまった。
それが今年は、2人そろって本番をぜんぶ聴くことができた!
なかなかの進歩ではないだろうか。

すっごい疲れたけど。
良い気分だった。


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