在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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ドラマを見よう、映画を観よう

母はドラマが大好きだ。
映画も好きだし、連ドラはかたっぱしから録画する。
かつては『相棒』が一番のお気に入りだった。
「よくできてるねえ」と感心しながら欠かさず見てた。

一年前に病気で倒れてから、母の好みはちょっと変わった。
ドラマは相変わらず好きだし映画も喜ぶ。
だけど。
どうやら。
話が理解できなくなっちゃったみたい。

まず、画面の半分しか見えない。
人の顔の見分けがつかない(これも何とか症候群という病名がつく)。
記憶がもたず、人間関係や前後関係が把握できない。
先週の放送なんて見たことも忘れている。

ストーリーが理解できない、なんて言いたくないのだろう。
感想らしいことは何もいわない。
私もきかないことにしている。

それでも母は今でもドラマを見続ける。
朝ドラ、相棒、S、チーム・バチスタ。
檀れいの刑事ものと天海裕希の刑事もの。
学園ものに医療もの。
半ばぼんやりしながらも、毎日いっしょにたくさん見てる。

そしたら先日。
『リトル・マエストラ』のDVDを見ていたときのことだ。



途中でいったん停止して、買いものにいき、帰ってこれから続きを見ようという時に
 「これ楽しい映画だね」
と母がいった。
 「あの女の子がきっとオーケストラを教えて、上手にしはるねんで」
・・・あってる!
それ、あってるよ!
お母さん、話、理解してるやん!
 「そら当たり前やん」
いやいや。
つっこんできいてみたら、細かいところはぜんぜんわかってなかったけどな。
母は嬉しそうに笑っていた。

ストーリーを理解できたのは、大好きな音楽の話だから、かもしれない。
だけどそれ以上に、ちょっとずつ回復しているせいだと思う。
会話上のボケボケも減ってきている。
もうちょっとしたら『チーム・バチスタ』も理解できるようになるかもしれない。
また前みたいに『相棒』に感心できるようになるかもしれない。
本を読めなくなった母にとって、ドラマは異世界につれていってくれる数少ない手段だ。
少しでも人生の楽しみが増えたら、すごく嬉しい。


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