在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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おもちつき

母は、今日が何日かということがわからない。
覚えられないしカレンダーも読めない。
なんとなくの季節感で判断しているのだろう。
どういうわけか、毎日がお祭りだ。
12月に入った頃から
 「明日クリスマスだよね?」
 「今夜サンタさん来るんだよね?」
って毎日楽しみにしてた。
クリスマスが終わると毎日が大晦日になった。
 「たいへん!まだお節つくってないよ!」
 「今夜、紅白みるんだよね?」
これまた毎日楽しみにしてる。
なかなかシアワセそう。

年末イベントのなかでも母が一番こだわっているのが餅つきだ。
 「お餅つきしなくっちゃ!」
 「昨夜、もち米を漬けておいたから、蒸さなくっちゃね」
毎朝毎朝、訴えてくる。
・・・そんなに餅がつきたいのか。
根負けして、今日とうとう、餅つき機を出してきた。
押入れの奥の奥の奥から。
でてきた。
昭和の餅つき機。
といっても、杵と臼じゃないぞ!



昭和が香る餅つき機。
私が物心ついた頃から家にあった。
子供の頃は使ってた気がする。
お餅が熱くて手がやけどしそうだったのを覚えてる。
でも中学に入るともうやらなくなった。
 「『手伝って』っていっても、あんた達ぜんぜん手伝ってくれへんねん」
母が恨めしそうに話した。

あれからいったい何年間、押入れで眠っていたのだろう?
20年じゃきかないだろう。
放ったらかしにしてたのに、ちゃんと動いたからびっくりした。
(『パン』という機能があることにまたびっくりした。)

搗いたお餅をみんなで丸めた。
子供たちは熱い熱いと大騒ぎしてた。
きなことあんこと砂糖醤油とで食べた。



 「こういうイベントってね、ほんとは子供より親のほうが嬉しくて、やりたいものなんだよね。
 いい思い出になるから」
と、自身も母親になった妹が呟いた。
母は餅を丸める孫たちを眩しそう眺めていた。


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