在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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ボケ VS ボケ

『節分の日にまくものは何でしょう?』
というクイズに5才の姪っ子が
 「リボン!」
と答える。
鬼にリボンをつけるの?と母が笑って
 「節分の日にまくものは、太巻きでしょう」
と答える。
・・・正解は『豆』でした。

2人はなかなか良いコンビ。
おんなじ感じでボケている。
 「おばあちゃんにバイオリンを教えてもらいなさい」
と一つの部屋にとじこめておいたらまったくバイオリンの音が聞こえてこない。
みにいったら、ボケにボケで返す会話が延々とつづいて曲が進まず2人とも疲れ果てていた。
母と梅ちゃん、2人の会話はもはや誰も入っていけない世界を形作っているのだ。

そのあげく。
とうとう『エア梅ちゃん』が発生した。

母は麻痺した左手を自分の手だと認識できず、ずっと「ゆうこ」と呼んでいた。
末娘として世話をして
 「はい、ゆうこ、ごはんよ」
とスプーンを左手にもっていく。
私たちはそれを『エアゆうこ』と名付けてた。
ところが本物のゆうこを施設に入れたものだから。
もう世話をしなくてよくなったから。
エアゆうこはいなくなり、代わりに、『エア梅ちゃん』が生まれたという次第。

本人がすぐそこにいるのに左手を梅ちゃんて呼ぶなんて。
小さい子供には衝撃的なんじゃないかな?
怖がるかな?
って思ったけど。
この20日間、孫たちはおばあちゃんのいろいろなボケを見てきている。
いまさら左手をゆうこと呼ぼうが梅ちゃんと呼ぼうが平気だった。
年長の椿は必死でこらえていたし、
梅はくったくのない笑い声をあげて言った。
 「おばーちゃん、梅たんは、こっちだよー!」

孫たちがオーストラリアに帰ったら、次は左手になんて名前をつけるんだろうなー。
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