在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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孤独でバカバカしい戦い

台風10号の被害が恐ろしい。
ニュースで犠牲者の出たグループホームを見ると胸が痛くなる。
妹が入所している施設も川沿いにある。
何年か前に大雨が降って、武庫川があふれたらどうしようと心配したことがある…。

話は変わる。

妹を施設に帰して、ほっと一息ついていたら。
台所にアイツが出た。
黒くて触覚が長くてかさかさ…と走るアイツ。
略称、Gである。

私にとって、Gはもう「絶対ムリ」な存在だ。
台所のガスコンロ横にいるのを見つけただけで部屋を飛び出してしまった。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
アイツがいる限り、台所使えない!

かつてはアジャリが退治してくれたものだけど。
頼りになるアジャリはお星さまになってしまった。
現在、頼りになる…はず…なのは…サンジ!
サンジーーー!

寝とる

寝とる!
役に立たんな!

でも我が家にはもう一匹、新たな戦士がいるのだ。
サンジよりもずっと敏捷で、狩人の素質はあると思う。
Gにとって脅威となるに違いない。
召喚しよう!
シシィーーー!

寝とる2

こっちも寝とる!
あかんがな!
2人そろって何サボってるねん!

私はシシィを叩き起こし、台所に連れていってドアを閉めた。
 「その黒い虫やっつけたらごほうびあげるから!」
やっつけて、見せにきたらどうしよう。

しかしシシィは動かない。
虫を見たら一目散にとびかかっていくはずのシシィが興味を示さない。
…あれ?
勇気を振り絞ってガス台のほうを見たら、Gも動いていなかった。
 「あいつ死んでるよ? 死んでる虫はおもしろくないの」
とシシィが(たぶん)言った。
ブラックキャップが効いたんだろうか。

とはいえ私は、死んでるGも生きているGと同じくらい嫌だ。
触りたくない。
でも触らないと片付けられない。
さすがに猫の手は使えない。

昔はこうじゃなかった。
職場にGが出て、同僚がキャーキャー悲鳴をあげていたときも、新聞を丸めてバシッと一発、ささっとゴミ箱に捨てて、
 「さあ仕事するよっ!」
とか言うていた。
東南アジア旅行中にはときどき虫を食べた。
自分から食べることはなかったけど、スナックとして
 「おひとつどうぞ」
と差し出されたのがGそっくりな虫の唐揚げだった。
気持ち悪かったけど、食べてみたらエビの頭みたいで意外にイケた。

あの頃に戻るんだ、私!
これくらいでビクビクすんな、私!
きっとこいつもエビの頭みたいで意外にイケる味に違いない!
…うええええ!

独りでぎゃーぎゃー言いながら死骸を片付けました。
そのあと台所を消毒しまくりました。
えらく疲れました。
読んでるだけでも気持ち悪くなっちゃった人がいたらごめんなさい。

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ああ、Gのいない世界で生きたい。

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2 Comments

ロコ says..."ご両ニャン可愛い~"
寝顔と寝姿が可愛い~、むっちゃ可愛い~。

あ、記事のメインは、Gとのバトルロイヤルでしたね。
失礼しました。

気持悪くならずに読み通せましたが、「エビの頭みたい」
には、賛同しかねます。
「おひとつどうぞ」を食べたことありませんが(笑)

平気だったものがダメになるのって、なぜなんでしょうね。
子供時代につまめた毛虫、庭木の剪定をしていて
葉裏からコンニチワされると、今は私もギャアーとなって
しまうんですよ。
文明化なのか、退化なのか?
2016.09.03 08:33 | URL | #sFtYLX32 [edit]
だだ(たかはたゆきこ) says...">ロコさん"
子供の頃って大抵のモノは大丈夫でしたよね。
怖いモノ知らずっていうんでしょうか。
でも虫とかって、怖いというより生理的に嫌じゃないですか?
どうして年とともにあの忌避感が出てくるのか、どうにも不思議です。

あ、私が「おひとつどうぞ」されたのはゲンゴロウとかタガメとかそんなやつだと思うんですけど、ほんとにエビの頭っぽかったんですよ!二度と食べたくありませんが(笑)。
2016.09.03 21:05 | URL | #- [edit]

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