在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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母、デイサービス内でコーラスグループを提案する

母は昔からアクティブな人だった。
なにか物足りないと思うと
「自分で作っちゃおう」
と思う人だった。
私が知っているだけでも、障害児のリハビリ教室を2つと、子供オーケストラ、町内の音楽家サークルをたちあげ、グループホーム建設にも奔走していた。
スーパーマンと呼ばれていた。

そんな母は今も健在だ。

お世話になっているデイサービスの施設長さんからこんな話を聞かされた。
 「お母様が、デイの中でコーラスグループを作ろう、とおっしゃられて…」
えええ。
マジですか。
 「マジなんです」
施設長さんの声は困惑気味だった。
 「コーラス好きの利用者さんを集めて、月に1、2度、声楽の先生に来ていただいたらどうかしら、っておっしゃってるんです」
母は脳卒中に倒れる直前まで、ボランティアとしていろんな施設でバイオリンを弾いていた。
そういうことは詳しいのだろう。
でも、施設にも予定ってものがあるからね…。

間の悪いことに、母の案にほかの利用者さんも
「いいわねえ!」
「やりたいわ!」
とノッてしまった。
施設長さんはとても良い人で、
「なんとか実現できないかな」
と考えてくれているらしい。難しそうだけど。

たとえバイオリンを弾けなくなり、歩けなくなり、ものを覚えられなくなり、トイレひとつ自分ではできなくなっても。
「ないものは作ればいい」
「今いるところが楽しくなければ、自分で楽しくすればいい」
という考え方はまったく変わっていないらしい。
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本日の猫写真。
母の左手を抱えて眠るシシィ。

母の腕が好き

うちの猫たちはみんな母の左手が好きです。
動くことがないので安心できるらしい…。

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2 Comments

ロコ says..."なんとか実現しないかしら"
お母さまのことを知れば知るほど、敬服の念が深まります。
達者なのは口だけの私のような者には、真似のまの字もできません。
現場には、部外者には量り難い解決しなけければならない問題が
あるのでしょうが、施設に歌声が響きわたる日の来ることを心から
お祈りします。

家を壊しそうなほど暴れまわったあとの姫の寝顔は、これ以上ない
くらい満足そうですね。
虐待かと誤解を招きそうだったお母さまの手の引っかき傷は、その後
いかがですか。

自分に噛みちつきながら眠ってしまった姫を持てあましているかの
ようなあのサンちゃんの表情、なるほどなあ、気圧されている
というだださんの言葉がぴったりだなあと思いました。
2016.08.17 08:40 | URL | #sFtYLX32 [edit]
だだ(たかはたゆきこ) says...">ロコさん"
母は情報や知識といったことは少ないかもしれませんが、すべてを実行力でカバーしてきた人でした。
音楽療法になりますから、いつか実現できれば良いなと思います。

母のひっかき傷はすっかり治りました。
もしかしたらサンジが傷だらけかもしれませんが(毛皮で見えません)。
モンスター・シシィは、サンジがごはんを食べていても横から顔をつっこんでゴハンをぶんどってしまいます。
それでも抵抗しないサンジ・・・。
子猫だから大人だからではなく、もう性格なんでしょうね。
2016.08.17 22:20 | URL | #- [edit]

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