在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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流星の夜

今日は、流れ星の日だ。
ペガサス流星群がくる。
よく晴れて月も小さいから絶好の流れ星日和だと、ニュースでも騒いでいる。

 「流れ星、見にいこうか」
言い出したのは、私だったか母だったか。
夜9時半に車にのって星空探しのドライブに出かけた。

どんなに流れ星日和だとはいえ暗闇がなければ星は見えない。
私の住むあたりは田舎だから、ちょっと走れば山に囲まれた田畑がある。
あのあたりへ行けばきっと暗いし空も広いだろう。
道端に停車して、車の中から流れ星を探そう。
と、思っていたのだけど。

街灯が。
どこへ行っても街灯がある!

かなりの山奥で、何年か前までは街灯なんかまばらだった、と記憶にある道までべったりと街灯が並んでいる。
もちろんそのほうが安全なんだけど。
安心なんだけど。
これじゃあ星はぜんぜん見えない。

道路から一歩離れれば、田畑も山もぬばたまの夜だから、徒歩ならいくらでも星空を見上げられただろう。
でも、真っ暗な夜の農道へむかって車椅子を押していくなんて、怖すぎてできなかった。

私は
 「どこか良いところはないかな」
とあちこち車を走らせてまわった。
光り輝く夜空と、音もなくすべりおちてくる流星を、母に見せてあげたいと思ったからだ。
でも、1時間ちかく彷徨ったけど、結局なかった。
気が付いたら霊園にさまよいこんでいて怖くなっただけ。
そのうち母が
 「もう横になりたい」
と言い出したので、あきらめて家に帰った。
車のまま星空観賞をするのは難しいのだと思い知った。

結局、時間とガソリンとファンタ代(母が飲みたいというので途中で買った)を無駄にしただけで私たちの流星の夜は終わってしまった。

くっそー。
くっそー。
くっそー!

思い切り悔しがりながら家に帰りつくと、母がこういった。
 「あー、楽しかった!」
楽しかった?
私はぜんぜん楽しくなかったよ?
だって流れ星、見られへんかったやん!
 「でも、夜のドライブって、珍しいでしょう?
 新鮮でおもしろかったよ」
母はそうやって私をなだめているのだった。
 「連れていってくれてありがとう、楽しかった」
と。
その言葉に、もういいや、と思った。
母を寝かせて私ひとりでリベンジに行こうかなんて考えてたけど、それもやめた。
無駄になったとか、損をしたとか、むきになっているのがバカバカしく感じられた。

流れ星はみられなかったけど。
母と二人で夜のドライブを楽しんだ。
ファンタを半分こした。
それでいいや。

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 「星なんかより私を見て!」
と自己主張のはげしい猫たちもいることだしね…。

なかよしケンカ

写真は、サンジにかみつきながら居眠りしているシシィ。
サンジ困惑…。

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4 Comments

ムクロジ(無患子) says..."おはようございます♪"
おぉ~、仲良しツーショット。
よかったなぁ。ってか、サンジ君のことを信じてたから。

残暑もあります。どうぞ、ご自愛くださいね(^^♪
2016.08.13 10:19 | URL | #S5yfqSqs [edit]
だだ(たかはたゆきこ) says...">ムクロジさん"
毎日暑いですねー。
サンジとシシィは今現在も廊下で追いかけっこをしております。
サンジはときどき疲れちゃってるけど(笑)、楽しそうですよ。
2016.08.13 20:36 | URL | #- [edit]
ロコ says..."軍配は"
お母さまに。
楽しみ勝ち! またしてもやられましたね(笑)

シシイちゃ~ん、遊ぶの? 眠るの? 
このシチュエーションでは、そりゃあどうしたらいいのか
私でも悩みます。
サンちゃんが本気で困っっている抜群のショットに、
笑いが止まりません。
ごめんね、サンちゃん。
2016.08.14 16:21 | URL | #sFtYLX32 [edit]
だだ(たかはたゆきこ) says...">ロコさん"
> お母さまに。
> 楽しみ勝ち! またしてもやられましたね(笑)
いつもこうなんです。
私は一生母には敵わないでしょう(笑)。

シシィは体は大きくなってきましたけれど、子猫の「電池切れ」は相変わらずです。
走ってたかと思うと力尽きて寝る、目が覚めたらまた走る、の繰り返し。
サンジは大変です…。
2016.08.14 22:57 | URL | #- [edit]

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