在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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楽譜が読めた!

ウィーン旅行後の次なる目標として、
 「演奏会でバイオリンを弾く」
ことを掲げた。
母が弓をもち、私が弦をおさえて弾く「二人バイオリン」だ。
8月末に母がつくった子供オーケストラの演奏会があるので、そこでシベリウスの『祝祭アンダンテ』を弾こうと、目下、練習中なんだけど。
練習も何も。
母は楽譜が読めないもんだから、話にならない。

知ってる曲なら弾けるんだけどね。
初めての曲はどうしても楽譜を見て弾かなくちゃいけない。
ところが、母には障害がある。
高次脳機能障害だ。

横書きが苦手で最初の2小節が見えない。
今どこを弾いているか、すぐに忘れる。
楽譜を読んでみんなとテンポを合わせることができない。

オケで合奏をするには致命的だと思った。

それでここ2,3週間。
バイオリンを持たず、ひたすら楽譜を読む練習をつづけた。
楽譜をよんでピアノで弾く。
ネットでダウンロードした『祝祭アンダンテ』を耳で聴きながら弾くのだ。
何度も。
何度も。
何度も。
耳が覚えてしまうまで。
バイオリン弾きである母の魂にシベリウスが刻みこまれるまで。

同じ曲ばかりくりかえして聴いたから、とうとう
 「夢にでてきそう」
と母は呟いた。

その甲斐あって、今日。
やっと弾けた。
最初から最後まで。
一度も間違わずに。
一度も違うところを弾かずに。
ちゃんと弾けた!

「やったー!」
2人で歓声をあげた。

来週は練習に参加できるかな?

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本日の猫写真。
ものうげな表情のサンジ。

つかれたサンジ


その背後にはシシィ…。

しっぽ

サンジはしっぽでじょうずにシシィを遊ばせていました。
そういえば昔、子猫だったサンジも、アジャリのしっぽでよく遊んでいたっけ…。

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2 Comments

ロコ says..."二人三脚万歳!"
だださんのブログを拝見していてしょっちゅう私の頭に浮かんで
くるのは、「素晴らしい」という言葉なのですが、
本日は、「祝祭二人三脚」達成に素晴らしいを捧げます。
(わが語彙の貧困は、お見逃し願います)

ものうげなサンちゃんに尻尾で遊んでもらっている姫さまは、
珍しくおしとやかですね(笑)

アジャリさんの名前が出てくると、胸がじんとなります。
2016.08.01 09:37 | URL | #sFtYLX32 [edit]
だだ(たかはたゆきこ) says...">ロコさん"
ありがとうございます。
そんなに良いものではないのですけれど、できそうなことと、絶対に無理なことの見分けさえつけば努力のし甲斐もあるものですね。

アジャリは、サンジを優しく優しく育てました。
だからサンジもシシィをきつく叱ることができないのだと思います。
こうしてますます調子にのっていくのです…。
2016.08.01 22:45 | URL | #- [edit]

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