なんのために弱者を守るのか、という話
昨夜、ネットで素敵な文章を読んだ。
先日の惨い事件からずーっとモヤモヤしていたものの答えがここにあった。
「弱肉強食が自然に理なのに、どうして現代社会は税金をつかって弱者を生き延びさせるのか?」
という質問に対する答えだ。
私なりにまとめるとこんな感じだろうか。
人間は、仲間と助け合い協力することで繁栄してきた。
生活が豊かになればなるほど、文明が高度になればなるほど、弱い人たち、障害をもつ人たちを守るようになった。
なぜ弱者を守るようになったのか?
それは、自然に適応するためだ。
自然環境は変わるものだ。
氷河期がきたり、温暖化したり、隕石が落ちたりしてどんどん変わっていく。
その変化に耐えられた種族だけが生きのびることができる。
適応できない種族は滅ぶ。
そんなとき、いろいろなタイプの人がいれば、生き延びる可能性が上がる。
だから人類はできるだけたくさんの仲間を守り、いろんなタイプの人たちを守り、数を増やすことで、生き延びる可能性を上げようとしているのだ。
だって現代では障害者と呼ばれたり、マイナノリティとされている人たちが、遥か未来では健常であり多数派になっているかもしれないじゃないか。
弱者を守ることは、人類の選択だ。
優しさは、人間としての本能なのだ。
「みんな違って、みんないい。」
それは自然の理だった。
原文はYahoo知恵袋。
ほんとすごく良い文章なので、モヤモヤしている方には是非おすすめです。
昨夜は猫2匹が私のベッドを取り合いして眠れませんでした…
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今日の猫写真。
私の寝不足の原因。
シシィ姫が部屋を脱走する原因がわかりました。
サンジ兄ちゃんが扉をあけてくれちゃうからです…ダメだ、もう…。
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-4 Comments
本能という単語は思考停止ワードでちょっと頷けませんが
文系的なアプローチをされている例としては
鷲田清一さんなども、お時間があれば。
ここ10年のものは書き散らしという傾向がありますが
2000年までのものはまとまった考察をされています。
おお、そうなのですか!
自然科学も哲学も私はとんと縁遠くて知りませんでした。
難しいことはわかりませんが、易しい言葉で人を安心させてくれる、納得させてくれるのですから、学問とはえらいものですね。
鷲田清一さんは朝日新聞に「折々のことば」を書いていた方ですよね。
機会があれば読んでみようと思います。
際立って頭に残りました。
「沈黙の春」を読んだ昔、環境変化がどんどん続いて行った先に
人類を待ち受けているのはどんな状況なのか、
せれは、私達の想像を絶する世界であるに違いない。
であれば、そこは現在の形質の人間が生きられ場ではなく、
人間の形は変わっているかもしれない。
ただ漠然とそんな風に考えただけでしたが、あり得ない変化では
ないと思えてきました。
1枚目の画像のシシイ姫は、手足のある三色マシュマロみたい。
食べちゃうぞ~、そんなに可愛いと(笑)
子供の頃の雑誌にのっていた未来人の図は、歩くことがなくなったせいで足が退化しているとか、おなかが出ていると書かれていたのを思い出しました。
宇宙人みたいになるんだーと思ったものです。
まあ誰も見ることはありませんが、大きく変わっていても不思議はないですよね。
あ、シシィ食べちゃったらダメですよ、サンジに怒られますよ!