在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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脳に刺激を与えることの大切さ

夕飯にカレーをつくった。
お供に福神漬けを出すと、母がこんなことを言った。
 「今日の福神漬けは赤いのね。やっぱり福神漬けは赤が良いね」
今日のは、って?
 「だって前は黄色いの買ったでしょ」
えっ、おかーさん、覚えてるの?
 「うん!」
…びっくりした。
高次脳のせいで、記憶障害のある母は、ちょっと前まで昨日のこともぜんぶ忘れていたのに。
前回カレーを食べたとき(2週間も前だ!)のことをまだ覚えていた。

脳出血の発症から3年と4か月。
母はどんどん良くなってる。
まだ昇っていけるのだ。

母まだ60代で若いから。
ポジティブな性格だから。
だからここまで良くなった。

…よく、そういわれる。

「お母さんは特別なのよ」

それはそうなんだけど。
それだけでもないと、私は思う。

60代で若くてポジティブな性格でも、家や施設に閉じ込めてしまったら、それきりだと思う。
テレビの前にほったらかしにしていたら、それきりだと思う。
静かで単調な生活は脳みそを殺す。

昔、脳性まひの妹を育てるときに、母は
 「脳に刺激を与えることが大事なのよ」
といっていた。
外界の風にあたることで。
誰かに会うことで。
新しいものを目にすることで。
騒々しい場所に疲れたり、移動でしんどくなっちゃうことで。
脳みそを刺激する。
刺激して活発にさせる。
そのおかげで、死にかけだった妹は元気になった。
母だって
 「在宅介護なんかムリ」
っていわれてたのにここまで回復した。

それこそ性格とか好みの問題があるから、 他の人の場合はまた違うタイプの刺激が良いのかもしれないけど。
我が家の場合。
「お出かけ」が奇跡を起こすんだ、きっと。
そして何より、最大のお出かけであるウィーンが近づいているから、母の脳はまた一段と活性化し、回復しているんだと思う。 

あとは刺激を与えすぎて血圧を上げないように気を付けなければ!

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さて、本日の猫写真。

なぜ出さない

こんなに天気が良いのになかなか出してもらえない…と怒ってるサンジ。
ごめんね忙しくて。

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2 Comments

ロコ says..."そうだと思います"
そして、そこにあるのは介護する側の文字どおり親身なケアと
困難な局面に折れない心の勁さ、だと思います。

あれよあれよという間に、ウィーン行きまで20日を割りまし
たね!
どんな道中になるのか、ご報告を心待ちにしております。

むくれ顔のサンちゃ~ん、じっと待っているきみは良い子
だね。
うちのキジトラは、出せと要求したときにすぐに対応し
ないと、手近な障子の桟を思いっきりガリガリやってくれ
るんだ。あっちこっち傷だらけ~。

2016.06.04 05:57 | URL | #sFtYLX32 [edit]
だだ(たかはたゆきこ) says...">ロコさん"
待ってない!
じっと待ってなんかいないですよサンジは!
すっごいギャーギャー鳴いて出せ出せとうるさいです。
そしてカーペットをバリバリ研ぎます(笑)

ウィーン、どんなご報告になるかドキドキです。
楽しみにしていてくださいね。
2016.06.04 21:22 | URL | #- [edit]

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