在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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「いじめ」「万引き」という言葉の罪

今やってる朝ドラ『ととねえちゃん』で、ヒロインの常子が3つの目標を掲げる場面があった。
 「家族を守る」
 「妹を嫁に出す」
 「家を建てる」
3つの目標は部屋の目立つところに貼りだされ、折に触れ映し出されることで、ヒロインの決意を表すことになる。
悪戦苦闘はするけれど、彼女はきっと達成するだろう。

言葉の力は大きいと思う。
強い言葉には強い力が宿る。
不安な言葉はさらなる不安を呼びよせる。
鋭い言葉は刃となって人を傷つける。

言葉は、その魔法の力で、ものの見かけを変えることもある。

たとえば「万引き」。
思春期の子供がゲーム感覚でやっちゃうもの。
いい年こいた大人がストレスのはけ口としてやっちゃうもの。

 「たかが万引き」

って…

窃盗やん。
泥棒やん。
犯罪やん!

本当は犯罪なのに。
消しゴム1個でも犯罪なのに。
「万引き」と名付けてしまい、その言葉のために罪悪感が薄らぎ、軽く扱われてしまっているように思う。
夥しい万引きのせいで個人商店がつぶされているというのに。
「万引き」って言葉はもう使うの止めたほうがいいと思う。

「いじめ」もそう。
「弱いものいじめ」っていう言葉や「いじめる」という言葉は昔からあったけど、「いじめ」という名詞になったのはわりあい最近だという。
その名詞ができたころは
「たかが子供のいじめ」
とう雰囲気だったのかもしれない。
いじめっ子のジャイアンがのびた君をいじめるみたいな。
その時代の残り香が今もかすかに語感の中に漂っているのを感じる。
「いじめ」
という言葉の中に。

でも、違うよね。
今のいじめはえげつないよね。
バンバン子供自殺してるやん。
「いじめ」なんて言葉で片付けていいのか。

子供どうしでも。
悪いことは悪いはず。

人を殴って傷つけたら、暴行、傷害。
カツアゲしたら、恐喝、強盗。
「チクったら殺す」は脅迫だし、上靴を捨てたら窃盗になるんじゃない?
教科書やノートの落書きは器物損壊罪。
「死ね」といったら、自殺教唆罪。
(いや、法律のこと全然知らんけどな!)

こんなものに「いじめ」なんて、平仮名の可愛らしい言葉を使ってる場合じゃなくない?

「万引き」という言葉がうみだす罪悪感の緩和。
「いじめ」という言葉がかき消してしまう惨たらしさ。

言葉は変わっていくものだ。
「脱法ハーブ」が「危険ドラッグ」に変わったように。
何かもっと強面な言葉を与えるべきなんじゃないだろうか。

「君のやってることは犯罪だ」。
それを分からしめるもっと強い言葉を、この社会はつくっていくべきなんじゃないだろうか。

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追記。
忘れてた本日の猫写真。

まじめ顔

ちょっと前に百均で買ってきた猫じゃらし、早くも食いちぎられそうです。

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2 Comments

ロコ says..."まるっと同意です"
著しく実状にそぐわない表現が、跡を絶たない隠蔽工作や再犯に
つながっているのではないかと思えてなりません。


2016.05.22 16:46 | URL | #sFtYLX32 [edit]
だだ(たかはたゆきこ) says...">ロコさん"
そうなんですよね。
学校は隠したがるし先生は無力です。
いじめられっ子の傷は生涯残るのに、いじめた方はコロリと忘れて大人になる。
「万引きなんてみんなやってる」とかいう人もいましたし。
恐ろしいことだと思います。
2016.05.22 22:03 | URL | #- [edit]

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