在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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我が家の壁に穴があいている理由

何年か前から、居間の壁に穴があいている。
なんで穴なんか開いたのかはあとで書くけれど。
修理するのも面倒くさいので開けっぱなし。

近頃、サンジがその穴に興味津々。
壁の穴をじーっと見つめてる。

穴1

中は何が入ってるのかな?
中から何が出てくるのかな?
そんな感じで、気になってしょうがないのだろう。

ときどき、手を出す。

穴2

だいぶ手を出す。
というか、手を入れる。

穴3

こうして穴はどんどん広がっていくのであった…。


この穴は、何年も前にオヤジが開けたもの。
それは忘れられない事故だった。

オヤジはそのとき還暦を迎えるか迎えないかの年だった。
まだまだ体力には自信があって。
俺は男だから頑張らなくっちゃと(今も)思っているのだと思う。
当時は在宅だった、重度障害のある妹(34kgくらい)を、いつも姫だっこして、両腕に持ち上げていた。

ところがオヤジは50代で軽い脳梗塞をやっちゃってる。
わずかだけれど右足が動かしづらく、踏ん張りきれなかったのだろうと思う。
それに加齢と運動不足による筋力の低下が加わった。

よろり、とオヤジの体が斜めに傾いだ。
妹を抱っこしたままで。
妹はオヤジの腕からナナメに落ちていった。

次の瞬間、オヤジは肘を、妹は頭を、壁に激しく打ち付けた。
ものすごい音がした。
少し離れた台所からすべてを目撃していた私はダッシュで妹を抱え上げた。
オヤジはおろおろと座り込んでいた。

幸い、たいしたケガはなかったけど。
 「オヤジが妹を落とした」
ということは我が家にとって衝撃だった。
オヤジのプライドは傷ついてしまったし、私はそんなことより妹の安全が大事だと思った。

壁の穴は、オヤジが転んだときに肘であけたもの。
オヤジは今でも一人で妹を抱っこしようとするんだけど、なるべく私は
 「無理しないで一緒にやろう」
と声をかけることにしている。
これ以上、壁に穴があいたら困るからね…。

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つまりあの穴は、「無理は禁物」「介護は一人でやっちゃダメ」という、我が家の戒めなのです。

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2 Comments

ロコ says..."父上と妹さんが"
大怪我などしなくて、何よりでした。

ニャンコの仕草は、どうしてこんなに可愛いんでしょうね。
なかでも、お手々は白眉だと思っています。
2016.04.22 13:03 | URL | #yyC1YSK2 [edit]
だだ says...">ロコさん"
猫の手って可愛いですよねー!
「猫の手も借りたい」って言葉考えた人、天才ですよね。
「癒されたい」ってことになってしまうとは思いますが。
2016.04.22 20:17 | URL | #- [edit]

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