在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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恐怖のバンジー・ジャンプ


休止中の旅ブログに「バンジージャンプ」「ジンバブエ」で検索してくる方が複数いらして

なんだろうと思っていたらこんな記事が見つかった。



 





『ジンバブエでバンジージャンプのロープが切れ、女性が落下

 奇跡的に無事救助』


 





2年前に私も飛んだ、ビクトリア・フォールズのバンジージャンプだ。

あのときの怖さは鮮やかに覚えている。

ジンバブエでもない。

ザンビアでもない。

どこの国でもないところから飛び降りるバンジー。





ジャンプ台は、国境にかかる橋のまんなかにあった。

ジンバブエ人だかザンビア人だかしらないが

陽気なアフリカンの係員が笑いかけてくる。

 「カナリコワイヨ!」

 「メチャクチャ、コワイヨ!」

バックパッカーから教わったという日本語だ。



橋から突き出た飛び込み台。

見下ろすと、はるか彼方に流れる濁流がみえる。

ビクトリア瀑布が吐きだす水の塊。

褐色の怒涛。

あそにむかってかって飛んでいくんだ。

・・・怖かった。

ものすごく怖かった。

死ぬかもしれないって思った。

もしかしてもしかしたら、死んじゃうかもしれない。

私は今から殺されるんだ。

背後に控えている係員が殺人鬼に見える。

でも逃げるわけにはいかない。

お金を払ってしまったのだから。

だからって「さあ飛べ」と言われてハイと飛びこむ勇気はない。

 「ちょっと待って、深呼吸させて!」

スーハーハーと息をした。

そしたら、その数秒間にいわゆる

 『これまでの人生が走馬灯のように駆けめぐる』

という経験をした。

家族の顔が目の前を横切った。

・・・よし。

腹をくくった。

OK、と合図した。

係員の兄ちゃんが大声でカウントダウンした。

 「スリー・トゥー・ワン、バンジー!!!」

自分で飛べない私は係員の兄ちゃんに背中から突き落とされていった。

次の瞬間、天国を見た。(写真は旅ブログで)





飛び込む直前。

私が青い顔をしていたせいだろう。

 「大丈夫、万全を期してるから」

係員がなだめるように言ってたっけ。

かかとを揃えて立ち、赤い巨大なマジックテープで縛る。

背中と股のところもがっちり装着されている。

ロープはばかでかいカラビナみたいなもので結びつけられた。

 「大丈夫、万全を期してるから」



万全を期している。

それでもロープは切れたのだ。

ニュース映像を見た。

オーストラリア人の女性が飛んだとき、ロープが伸びきったところで切れていた。

ロープは111m、水面がたしか135mだから

落ちたのは25mくらいだろうか。

足を縛られたまま濁流につっこみ、ワニのいる川を泳いで岸にたどりつき助かったという。



・・・助かってよかった、ほんまに!



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