在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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母の子守唄

このあいだ。
妹が家で泊まったとき。
なかなか寝ようとしない妹を落ち着けようと、母が子守唄を歌いだした。

「ねむれ ねむれ 母の胸に
 ねむれ ねむれ 母の手に・・・」

たまにしか家に帰ってこれない我が子に、今の母がしてあげられること。
体が不自由になってもしてあげられる唯一のこと。
それは、歌を歌うことだ。
そう思って歌ったのだろう。
和洋とりまぜて何曲も歌ってくれた。

「ねんねんころりよ おころりよ
 ぼうやは 良い子だねんねしな…」

子守唄って、子ども時代の象徴みたいなものだ。
私たちも小さい頃はよく歌ってもらった。
母の歌を聴くのはとても好きだった。

「眠れよい子よ 庭や牧場に
 鳥も羊も みんな眠れば…」

けれど今になって聴く子守唄は、悲しいばかりだ。
母が歯のない口で弱々しく歌う子守唄。
あの頃とはすっかり変わってしまった。
親は老いてしまい、私たちはもう子供ではない。
なんの不安もなかった子供時代がなつかしくなる。
母の歌う子守唄は、涙がでるほどせつないものだった。

「ねんねこしゃっしゃりませ
 寝た子の可愛さ…」

妹も同じことを感じたのかもしれない。
母の歌声を聴くうちにだんだんと泣き顔になり、しまいには
「ギャー!」
をやりだした。
妹の叫び声に負けじと、母も歌声をはりあげた。

「起きて 泣く子のつらにくさ!!!!」

子守唄ってそんな歌詞だったんだ、と初めて知った。

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本日の猫写真は、どうしても注目してほしいサンジ君です。
 
俺をみろ

うちのテレビはちっちゃいから、かなり邪魔。

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2 Comments

ねこママ says...""
お母さまの子守唄…大昔、私も歌ってもらったな、と思いながら読み進むうち、「おち」、がありましたね(笑)
2016.03.15 11:58 | URL | #9MM/.TM2 [edit]
だだ says...">ねこママさん"
一応関西人なので話にオチは必要です(笑)。
大声で叫んでくれましたわー。
2016.03.15 20:34 | URL | #- [edit]

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