在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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虐待じゃないもん!

ウィーン旅行を5か月後に控え、私と母には越えなくてはならない「壁」が見えてきた。
そのひとつがトイレ問題だ。

ホテルはバリアフリールームを頼んでいる。
ウィーンのあちこちには障害者用トイレもあるはずだ。
だけど…
母はいまだに外のトイレが使いこなせない率が高い。
というのも、母はL字手すりの縦棒にすがって立つことはできるのだが、横向きの手すりには弱いのだ。
筋力が弱いせいもあるのだろう。
手すりがあるのに立てない、ということが多い。
そういうときは仕方がないので、私は「まったく立てない人」として介護をするしかない。
こんな感じに。



でもこれけっこう大変なんだよね、お互いに。
夏とか汗だくになっちゃう。
お尻拭くの難しいし。

ウィーンの障害者用トイレには、日本人仕様のちょうどいい手すりなんてあるわけがない。
今のままではほぼ使えないと言っていいだろう。
だから、母にはぜひとも横手すりをマスターしてもらわなくちゃいけないと思う。
どんな手すりでも、どんなトイレでも、使えるようになってもらわなくては。

それで、家のトイレでも
 「横手すりを持って立つ」
という方法を試してみた。
が、母はやっぱり
 「だめ! 怖い!」
と、なかなか立ってくれない。
一瞬で座りこんでしまう。
これじゃパンツ下せないよ。
 「だって足がグラグラするもん!」
大丈夫、私が支えるから。
転んだりしないから。
 「できないもん!」
できないできないって言ってたら、いつまで経ってもできるようにならないよ。
リハビリではいつも上手に立ってるやんか。
頑張って、横手すりで立ってみてよ。
 「無ー理ー!」
このままじゃウィーンのトイレ使えないよ。
ウィーンではずっとオムツでするの?
トイレ使わないつもり?
夏だから蒸れるよ?
 「あんた意地悪やね! 明日デイの人に『娘に虐待されてます』って言うで!」
なんだとー!!!

恐怖の必殺技『虐待されてます通報』で脅してくるので今日の練習はそれきりにした。
リハビリ大好きな母がこれほど嫌がるのは珍しい。
多分、これまで何度かトイレで転んだことがあり(私の介助ではないが)、怖い思いをしたせいだろう。
なんとか立てるようになってくれると助かるんだけどなー…。


本日の猫写真。
一人で暴れてるサンジ。

あばれる

地べたを這いずりまわっていたかと思えば…

何を見ているのか

突然、起き上がって、キョトンとした顔で中空を見つめてる。
何もないところを見つめている。
私には何も見えないだけど…。
一体、何を見ているのだろう?

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4 Comments

しょう says...""
一日一日とウィーンが近づいてきますね^ ^
お母さまがトイレで立位保持できるようになったら、不安もぐっと減りますよね。
縦手すりと横手すりでは使う筋肉も違いますし、横の方が高さや握りの太さなどご本人にフィットするような設置が難しい気がします。
それに横手すりで体を支える方が縦に比べて支点が低いので、わずかなバランスの崩れが転倒に繋がってしまいます。
手すりと体の距離、足の幅、握り手の位置など、お母さまが一番安定して立っていられるポイントが見つかるといいですね。
リハビリの先生と探ってみても…。
(公衆トイレとなると、また仕様がそれぞれ違うのが辛いところですよね…)
それから、握力が弱い方は手すりを握る手に力が入らなくて、滑ってしまうのでは…という不安から立ち上がれないこともあります。
手すりに滑り止めテープを巻いたり、滑り止めシート(100均でも売ってます)を巻き付けて握ったりするだけで、安定感が増す方もいますよ。
これから外のトイレを使うことを考えたら、滑り止め付きの手袋もいいかもしれません。
まずトイレ以外の場所で使ってみて、「これがあればどこでも大丈夫!」とお母さまが自信を持てれば(言葉は悪いですが、時には刷り込みも必要!)、トイレでも横手すりで立てるようにならないかな…
日々試行錯誤しておられるだださんにエラそうにいろいろ言いましたが(既に試されていたらごめんなさい)、遠くからお二人にエールを送っています!
2016.01.25 16:52 | URL | #LMs.iqQA [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.01.26 00:14 | | # [edit]
だだ says...">しょうさん"
貴重なアドバイスをありがとうございます!
そうそう、手すりの高さも太さも、そしてトイレからの距離も、ちょっと違うだけでぐっと難しくなるようなんです。
「これがあれば大丈夫!」
っていう刷り込み(おまじない)って良い案ですね!
しょうさんのコメントを読んでからちょっと思いついて、リハビリの時と同じように数を数えながらトイレしてみたんです。
「リハビリでできるんだからトイレでも立てる」
て言って。
そしたら数を数えることで気が紛れたのか?ちょっとだけ立てたんです。
これがおまじないになると良いな~と思います。
滑り止めも試してみますね。
ありがとうございます。
2016.01.26 00:40 | URL | #- [edit]
だだ says...">秘密のコメントさん"
ありがとうございます。
ホテルのトイレって写真が載ってるところもあるんですけど、それがバリアフリールームなのかどうかまでは分からないんですよね。
そして調べまくった結果、ウィーンにはL字手すりというものがほとんど存在していないようで(笑)。
ホテルのトイレは幅とかも載ってるんですが、意外に狭くて…80センチとかありえないです…。
こうなったら、私がもっとプロになるしかない気がしますが(笑)。
望みをかけて、リスト以外のホテルについても旅行会社に問い合わせてみようと思っています。
2016.01.26 00:44 | URL | #- [edit]

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