在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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ちょっぴり大人に…

いつもいつでも。
サンジは子供たちと一緒にいる。
起きている間中、誰かの足元をうろうろしたり、膝やお腹の上にのったりして遊んでいる。
 「サンジって前からこんなだっけ?」
と、妹が言いだした。
 「こんなに甘えたでベタベタしてきたっけ?」
ん?
そうだよ、サンジは甘えん坊だよ?
 「でも去年は違ったよ。
 子供たちと遊んでも疲れたらすぐに逃げていったし。
 こんなに辛抱づよくなかった」
…そういえば。
去年、子供たちにイジられすぎたサンジが、ついイラッときて反撃しようとしたことがあった。
赤ん坊の龍ちゃんに噛みつこうとした瞬間があった。
そのときに
 「カーッ!」
と間に入ってサンジを叱りつけ、止めてくれたのは、アジャリだった。
 「子供を噛んだらダメ!」
とサンジに教えてくれたのだった。
そして今年、龍ちゃんは去年より力も強く乱暴になっちゃったけど、サンジは絶対に噛んだりひっかいたりしない。
何をされても耐えている。
いけないことだと知っているのだ。
 「やっぱり、一匹だけになったから」
と妹は言った。
アジャリがいなくなったから。
サンジはよけいに人恋しいのかな。
そして、大人になったのかもしれないな。
親がそばにいない時ほど子供はしっかりするものだ。
アジャリという保護者を喪って、サンジは少し成長したのかもしれない。

DSC_4699.jpg
(そうっとそうっと、なでなでしてね)

今日サンジは、泣いている龍ちゃんにそうっと顔を近づけた。
 「泣かないで。僕が遊んであげるから」
というように。
お兄ちゃんぶったその様子は、まるでアジャリのようだった。

子供たちがオーストラリアに帰ってしまうまであと3日。
どうかサンジが寂しさに耐えられますように。
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