在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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猫が遠吠えする季節

ひさしぶりに雨が降っている。
秋の夜の雨。
なんだか風流だ。

軒をぽたぽた叩く音。
ぴちゃんぴちゃんとた跳ねる音。
庭の木の葉からこぼれる音。
ダダダダッ…と、小太鼓の連打みたいに落ちてくる雨つぶの音。

私はひとり静かに雨だれの音に耳を傾けていた。

そしたら。

突如、恐竜の鳴き声が響きわたった。

「ニャオオオオオ!
 アギャオオオオオ!
 ニャホホホホオ!」

恐竜アジャリにゃん
(人がいる前ではほぼ鳴かない)

なぜ猫は年をとると恐竜みたいな声を出すのでしょうか。
ぜんぜん鳴かない日もあるのに、昨日なんて2時間おきにギャンギャン鳴いてました。

これはいわゆる猫の「徘徊」だそうで。
アジャリも18才のお爺さんなので認知症なのでしょう。
「ギャオオオ!」を始めたら、なるべく探しにいくようにします。
 「あじゃり、おいで。」
近付いて声をかけると泣き止むことが多いんです。
招き入れると私の布団にちゃんと入ってきます。
これで大人しくなるかと思いきや、しばらくすると布団から抜け出し、誰もいない2階なんかへ行って

 「ニャホホホホホ!
 ギャオオオオオ!」

ひとりで遠吠えを始めます。
それでまた
 「あじゃり、おいで」
と迎えにいって…。
気がつけば午前3時とか。
ぐったり。

アジャリの遠吠えは、徘徊しちゃって家族の姿がみえなくなって
 「みんなどこにいったの!?」
と泣いているように聞こえます。
もしかしたらずっと前に死んだ祖父を探しているのかも。
恐竜のような遠吠えは去年もあったけど、夏のあいだはおさまっていたから、これは季節的なものか…。
それとも先日、一泊お留守番させられたショックで発症したか…。

人間と同じように猫だって年をとれば介護が必要になることもある。
オムツもする。
褥瘡にもなる。
浣腸だってしなくちゃいけない。
いやいや、アジャリはまだまだ元気だけど!

なるべく楽しく幸せにすごそう。
そして一緒にゆっくり年をとろう。

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ねえアジャリ…お母さんといっしょにリハビリしようか。

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Category :  Comment: 2
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2 Comments

ぴあの says..."No title"
お久しぶりです。
猫ちゃんって人間が想像する以上にデリケートなんですよね。
賢い猫は特にそうだと思います。アジャリちゃんも、きっとそう。
うちの猫も、ストレス溜めて拒食症になったり、一部分だけ毛が抜けて禿げたり、原因不明の発熱が長引いたり、色々ありました。
今は懐かしい、少し切ない思い出です。
2015.10.28 02:53 | URL | #- [edit]
だだ says...">ぴあのさん"
おお、ぴあのさん。おひさしぶりです。
ぴあのさん家の猫さんも繊細な性格だったのですね。
猫はツンデレの自分勝手のようにいわれていますが、実はとても愛情がこまやかですよね。
年を経て賢くなった猫は、人間をより深く想ってくれているように思います。
長生きしてほしいものです。
2015.10.28 23:27 | URL | #- [edit]

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