在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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「親の介護? うちはお兄ちゃんがいるんでー」という悲しさ

ちょっと年下のひとと出会ったときのこと。
私が親の介護をしていると話すと
 「えらいですねー」
という彼女。
彼女はまだ30代だから、いつか親の介護をする日がくるなんて想像がつかないんだろう。
ま、私も30代から介護してるけどな。
とか思ってたら
 「うちの父親、今年75才なんですよ」
という。
そんなに遠い話じゃなさそう。
それで、介護のこととか考えたことある? と訊いたら!

「うちはお兄ちゃんがいるんで、大丈夫です!」

と、ケラケラ笑いながら言いよった。
・・・お兄ちゃん一人じゃ大変やで?

「それがホントに大丈夫なんです。
お嫁さんがいるんで。
しっかりした人で、任せられます」

いや、てめえの親だろうが!
嫁に任せるなよボケ!


と、言いたくなったのは私だけじゃないはず。

家族だったら、手とか足とかお金とか、いろいろ出すべき場面があるじゃない。
…口は出さなくてもいいけどさ。

介護って、誰か一人がみてればいい、とか思ってるの?
結婚したら許されるとか思ってるの?
遠くへ引っ越したら逃げられるとか思ってるの?

家族ってそんなに甘いもんじゃない。
血は水よりも濃いってうけど、怖い言い方をすれば、血の絆って、死んでも断ち切れない重たい鎖だ。
無視することはできるだろう。
だけどそのあと「後悔」という呪いにかけられないとも限らない(人による)。

彼女だって悪い人じゃないから、実際にどうするかは分からないけれど。
それに私は「手や足や金を出せ」と言っているんじゃない。
現実には出したくても出せない。
不可能なことが多い。
そういうことじゃない。
 「誰かに任せればいい」
という言い方に腹が立つ。
そして悲しくなってしまうんだ。
ハナから関わるつもりがないことに。
気持ちと言葉の問題だ。

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かつて
 「老人ホームへ入れることは親を捨てることだ」
と思われていた時代があった。
でもそうじゃない。
親を捨てるとは
 「介護を誰かに任せたまま、自分はまったく関わらず、関わる気もない」
ということなのではないだろうか。


気分なおしに、今日の猫写真。

額縁
(額縁の角のところで寝ているアジャリ)

アジャリもそろそろ介護が必要なお年やけどな。
私は猫もちゃんと介護しますよー!

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8 Comments

ミリわん says..."No title"
私は一人っ子なので、もしそんな義妹がいたら・・・はい!激励のポチっと!
2015.10.18 00:24 | URL | #r.rF7prM [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015.10.18 01:16 | | # [edit]
だだ says...">ミリわんさん"
ありがとうございます!
一人っ子だと助けてもらうことはできませんが、逆にしがらみもないという利点もありますね。
2015.10.18 07:21 | URL | #- [edit]
だだ says...">秘密のコメント2回目の方へ"
うちの場合、親が反対したのは高校生のとき1回だけでした。
私が旅に出るのは、世界がどうなっているか自分の目で見たいという、好奇心のためです。
自分探しの旅的なものはちょっとわからないです。
ただ仕事でノイローゼみたいになったことがあって、そのときは逃げ出したくて旅の計画を練りました。
宿やルートはまったく決めていませんでしたが、可能な限り毎日家族とはメールでやりとりしていました。

それ以上のことはここに書くのは気が引けるので…
メールフォームからご連絡を頂けると助かります。
2015.10.18 07:28 | URL | #- [edit]
POTE says..."適材適所"
「親の介護?うちはお姉さんが近くに住んでて、しょっちゅう子供連れて帰って来てるみたいだし、皆で一緒に温泉旅行行ったりしてるくらいだからー」と、ケラケラ笑っていた30代の呑気なワタシ。
「9年後に、アンタ達が家リフォームして同居して、その更に10年後に、揃って車椅子になったじじばば様をアンタ一人で看るんだよ」と言ってやりたい…

あ、お義姉さんはお義姉さんなりに、一生懸命協力して下さったと思います。
ただ、ご本人は「介護に参加」してるつもりでも、オニヨメにとっては「実家に遊びに来てる」としか思えなかっただけです。

だってー、こっちは何が付いてもすぐ洗って乾くようにとユ◯クロ、g.◯.しか着てないのに、(電車乗ってくるということもあったけど)お洒落しておいでになるし。
つまり、そういう認識だからさー、ははっ
2015.10.18 14:54 | URL | #.5Qwvuhc [edit]
へなちょこ says..."妹ですけど"
兄がいますが、両親の介護はなぜか妹の私の役目となっています。
でも、しょうがないんです。
兄は働いて一家を養わなければなりません。
兄が看られないのであれば、もう一人の子である私が看るのが筋です。
お嫁さんは、両親にとっては他人です。
お互いに気を使うでしょうし、しんどいでしょう。
父を見送り、母の介護で12年。
でも、最後に恩返しができてよかったです。
サンジとアジャリ、可愛いですね。
2015.10.18 19:38 | URL | #- [edit]
だだ says...">POTEさん"
毎日お疲れさまです。
大丈夫~とか思ってても、自分でみることになっちゃうこともあるのですね。
そんで介護って実際やってみないと分からないもので…。
お洒落して介護はできないっていうのも経験値がいるのかも?
たしかに、中途半端が一番困りますよね。
「やってるつもり」でやってないのと、
「完全に何もやってくれない」のとでは、どちらの方がマシなんでしょうか…。
2015.10.18 21:05 | URL | #- [edit]
だだ says...">へなちょこさん"
毎日お疲れ様です。
昔は親の介護といえば「嫁がするもの」だったようですが、嫁姑間って一番しんどいですよね。
お嫁さんって本当に大変…。

介護は恩返し。本当にそうですね。
我が家もへなちょこさんと同じで、妹が2人おりますが介護は基本的に私の役目です。
しょうがないですし、全然それでいいんです。
ただ気持ちと言葉の問題で、自分の妹がもし
「うちはお姉ちゃんがいるから任せてるの、平気平気~」
と笑いながら言ってたらちょっと喧嘩になるかも(笑)。
まあ、まずそんなことは言わないでしょうけれど。
2015.10.18 21:28 | URL | #- [edit]

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