在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
8

虚しい…。

苦労が報われないと虚しい。
そしてたいていの苦労は報われない運命にあると、何かで読んだことがある。
現在の私の一番の苦労は母の介護でもなんでもなくて。
「オヤジに魚や野菜を食べさせること」。

 「うちのお爺ちゃんは好き嫌いが多くて、なかなか食べてくれない」
と介護者が愚痴るのを聞いたことがある。
だけど我が家の困ったさんは、元気なオヤジのほうなのだ。

オヤジは脳梗塞をやらかしてるし、糖尿病の家系だし。
 「生活習慣病の大きな原因は食なのだから、体に良いものを食べさせなさい」
と親戚にも釘を刺されてる。
だから魚や野菜をたくさん食べてほしいんだけど…。
食べない。

野菜はキライ(「俺はウサギじゃないぞ!」)。
魚はキライ(「魚はどうも弱いねん」)。
肉も、骨がついていたらキライ(「こういうの、ちょっと弱いねん」)。
骨がなくてもササミは嫌い(「あんまり肉っぽくないのは弱いねん」)。
味噌汁も嫌い(「こういうの弱いねん」)。
和食が嫌い(「天ぷら以外は弱いねん」)。

ええい、どこまで弱いんだー!
毎日のメニューものすごく困る…。

そりゃまあ、私は料理上手とはいえないけどさ!
味がどうのこうのより、素材が「魚」という時点で食べない日も多い。
今日なんて鮭のチャンチャン焼きにしたら、ほとんど箸もつけなかった。
付け合せも和え物もまるごと残してた。
虚しい・・・。

 「おいしいよ!」
と母がいってくれるのが救いだ。
 「すっごくおいしい!」
だけどその母も、病気をしてから食が細くなり、一人前の半分も食べられない日が多い。
結果、どんなに頑張って作っても、ほとんどを私一人で食べることになる。
虚しい…。
虚しいよ…。

 「うん、その気持ちよくわかる」
と母はいった。
 「お母さんもずっと虚しかったから。
 あんたたちも子供の頃、何を作っても食べてくれなかったでしょ。
 いつも悲しかったよう」
・・・そっか。
そうだったのか。
おかーさん、ごめんな。

主婦業の虚しさを感じている私に励ましの1クリックをお願いします…。
 ↓
にほんブログ村 介護ブログへ


鮭のあと

今日残った鮭はアジャリさんと半分こしました。
彼も私の味方です。

関連記事


スポンサードリンク

該当の記事は見つかりませんでした。

8 Comments

ささ says..."No title"
分かります分かります!
好き嫌いのほとんどない私と母には食べたい料理のレパートリーがたくさんあるというのに、父と弟(とくに父)の好き嫌いのために何年も食べていないものが山ほどあります。
それでも、違うものを食べると父が拗ねるというアホみたいな状態からは脱しつつあります(拗ねようがどうしようが食べたけど(笑))。
父も高血圧で体を悪くしたので、健康にいいものは少しずつでも食べるようになったし。
でも、なんで男たちってあんなに嫌いな食べ物が多いんでしょうね~。
2015.09.26 22:34 | URL | #0HMKsla6 [edit]
まあさ says..."No title"
だださん、こんばんは!
お父様、好き嫌いにおいては、そうとうのツワモノですね~。
うふふ、そうなったら、もうサプリメントを飲んでもらうしかないですね。
「でもそういうの、弱いねん」て言われたらどうしましょう!?
2015.09.27 03:30 | URL | #EaABWkWY [edit]
よこ says..."わかりますよ〜(´Д` )"
毎日の献立、考えるのってものすごく大変で、
身体のこととかちゃんと考えてやってるのに、食べてくれないって、悲しいですよね(T . T)
それにしてもお父様、好き嫌いが激しいですね〜。介護が必要になったら、介護者をたくさん泣かせる人になるのでしょうね…。
でも、さすがお母様‼︎フォローが素敵‼︎
2015.09.27 07:05 | URL | #- [edit]
mikomona says..."こんにちは~"
うちの主人も病気する前は好き嫌いが多くて困りました。特に野菜は生野菜も煮物も嫌いで…。

主人は若い頃から外でおいしいものをたくさん食べてきたので、基本的に家庭料理がダメなんですね。
自分では一切料理しませんでしたし。
しかも前日の残り物は一切食べないし、本当に困りました。

だから、だださんのお気持ちは分かります。ほんと毎日悩みますよね。
私はデパ地下のお惣菜に逃げてました。


ところが長期の絶食を含む入院生活で舌がリセットされたのか、今は好き嫌い言わず何でも食べます。
おかげで私よりつやつやのお肌になってますよ(涙)
2015.09.27 10:19 | URL | #Ctw2G0tM [edit]
だだ says...">ささサン"
おお~ささサン家もですか!
しかも、弟さんも好き嫌い激しいのですね。
> 好き嫌いのほとんどない私と母には食べたい料理のレパートリーがたくさんあるというのに、父と弟(とくに父)の好き嫌いのために何年も食べていないものが山ほどあります。
それは不幸な…。
家族全員の好みがピッタリ合えばいいんですけど、絶対にそうはなりませんから、面倒なことですよね。
> でも、なんで男たちってあんなに嫌いな食べ物が多いんでしょうね~。
やっぱり自分で料理しないからじゃないでしょうかねえ。
かといって自分で作らせて、こちらが「おいしい」と言わなかったら、ものすごく拗ねるんでしょうね(笑)
2015.09.27 15:34 | URL | #- [edit]
だだ says...">まあさサン"
こんにちは!
父はサプリメントなんか死んでも飲まないと思います(笑)。
病院の薬でさえ飲んだり飲まなかったりですから…。
> 「でもそういうの、弱いねん」て言われたらどうしましょう!?
絶対、いいます(笑)。


2015.09.27 15:36 | URL | #- [edit]
だだ says...">よこさん"
わかっていただけましたか、この悲しさ!
作るのが馬鹿馬鹿しくなります。
>介護が必要になったら、介護者をたくさん泣かせる人になるのでしょうね…。
大変でしょうね…遠くない将来そういう日もくるのでしょうが、考えたくもないです…。
そういえば以前、脳梗塞で入院したときは、病院食がまずいと言って食事を拒否、食パンだけで1週間を過ごしていました。
2015.09.27 15:39 | URL | #- [edit]
だだ says...">mikomanaさん"
こんにちは。
mikomanaさんのご主人もかなりの強者ですね!
家庭料理がダメなんて人いるんですね…ショックすぎる…。
でも病後に食べられるようになったとは意外です。
病気を境に好みが変わったというのはよく聞きますが、ご主人は良い方に向かわれたのですね。
ちなみにうちのオヤジもデパ地下のお惣菜なら食べてくれるんですけど、お金がかかるんで無理です(笑)。
2015.09.27 15:45 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する