在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
0

「高いところが怖い」という母をあべのハルカスへ連れていった

高所恐怖症というほどではないけれど、母は昔から高いところが苦手だ。
飛行機の窓からの景色とか、高い塔からの眺めとか、
 「怖いからキライ!」
という。

なのに…
 「あべのハルカスに行きたい」
と言い出した。
実は、一昨年に開業した時からずーっと言ってる。

あべのハルカスは地上60階の高層ビルだ。
めっちゃ高いビルだ。
 「高いところは怖いからキライ」
といいながら、なぜそんなビルに昇りたいの?
と聞いたら
 「だって話題のスポットなのに私まだ行ってないんだもん!」
単なるミーハーだった。

まあ、行きたいのなら、行くか。

我が家から阿倍野まで、JRを乗り換えながら1時間半ほど。
車椅子ってめんどうくさい。
電車ってめんどうくさい。
都会ってめんどうくさい!
ぶつぶつ呟きながらたどり着いた、地上300メートルの景色。

あべのハルカス1

 「わあ~キレイね~、気持ちがいいね~」
と、口ではいいながら、母は若干、引いていた。
やっぱりちょっと怖いみたい。
だから、なんで来たかったの!?

展望台フロアをぐるっと一周もしないうちに
 「ねえもう行こうよ」
って…入場料がもったいないよ…高いのに…。

せっかくなので、恐ろしい絶景を見ながらお茶をしてきた。

あべのハルカス2
先日ご紹介したプレタ介護エプロンを着用。珊瑚色。)

カフェでは、車椅子ではなく、お店の椅子に移乗してコーヒーを飲んだ。
そのほうが雰囲気がでるし。
ずっと車椅子だとお尻が疲れるっていうから。
不安定になるので左側にクッションを2枚も挟んでいます。
ウィーンでも、クッションてんこ盛りで街歩きすることになるんだろうな。

そのあと、下のビルでウィンドウショッピングを楽しみ。
迷子になり。
迷子になり。
迷子になりまくり…。
どっぷり疲れ果てて帰宅。
母は6時間びっちり座っていたのでヘトヘトのはずだけど、

 「楽しかったー!」

と大満足の様子。
何がよかったの?

 「やっぱり綺麗な景やね!
 ずっと行きたかったとこ、やっと行けたし!
 話題のスポットなんだから、行かないわけにはいかないでしょ!」

怖かったくせに。
怖いより疲れたより、お尻が痛いより、何よりも好奇心が絶対的に勝っているのだろう。
人生を楽しむ好奇心。
それが母の強さなのだと思った。

元気だった頃の母は、あまりにもパワフルなので「スーパーマン」と呼ばれていました。
車椅子になった今でもスーパーマンな母に激励の1クリックをお願いします!
 ↓
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

本日の猫写真。
何か狙ってるサンジ。

ねらう

サンジは近頃、毎朝4時に必ず誰かを起こしに行く習慣がついてしまいました。
早起きにもほどがある…。


スポンサードリンク

4

「一寸先はパルプンテ」の意味

私は日記魔なんで毎日書くことに困らない。
毎日なにかしら
「あ、これ書いとこう」
と思うことがある。

なのに昨日からほんとネタがない。
というか、手につかない。
…ゲームを始めちゃったから。

近頃、耳鳴りに悩まされてるんで、気分を変えたかったのもある。
CMに煽られたのもあるだろう。
昔の名作ゲーム『ドラゴンクエスト』をスマホに入れてしまった。

ドラクエ

子供の頃から好きだったドラゴンクエスト。
主人公が世界中を旅し、戦い、冒険する物語だ。

こないだも書いたけど山田孝之のドラクエのCMが好き。
 「一寸先はパルプンテ!」
という言葉が大好き。



『パルプンテ』は魔法の呪文なんだけど、その効果はランダムで、何がおこるかは誰にも分からない。
全員が寝てしまったり、大ダメージをくらったり、ドラゴンに変身してしまったりする。
だから一寸先はパルプンテという言葉は、
 「何が起こるかは誰にもわからない」
という意味になる。

でもパルプンテは闇とは違う。

闇とは恐ろしいもの。
「一寸先が闇」なら、この先は真っ暗闇でなにか怖いものが待ち構えているかもしれないよ、という脅しの効果になる。

他方、パルプンテという魔法は悪いことばかりが起こるわけじゃない。
瞬時にして敵をやっつけたり、味方が全快したりし、時が戻ることさえある。
一寸先には良いことも悪いこともあると思うことができる。
何が起こるかわからない、そこに希望が残されている。

明日がくるのが怖いとき。
不安に襲われたとき。
一歩を踏み出す勇気がでないとき。
一寸先は闇、という言葉よりも
 「一寸先はパルプンテ」
といったほうが、きっとずっと楽しくなるんじゃないだろうか。

まあゲームではパルプンテって私はあんまり使わないんだけどね。
リアルな世界のほうが、実はパルプンテの連続といえるかもしれない。
事故や災害のように酷いこともあるけど、思いがけない幸運や素晴らしい出会いに恵まれることもたくさんあるから。

ドラクエキャラでいうならダントツで「遊び人」(武器はひのきのぼう)の私にお叱りの1クリックをお願いします!
 ↓
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

本日の猫写真。
ラリホーなサンジ。

ラリホー

猫じゃらし抱えたまま寝ちゃったー…。


スポンサードリンク

0

バリアとは

最近、よくお邪魔するブログさんがある。
車椅子で世界一周をしている男性のブログ「車輪と音楽の旅人」。
めっちゃおもしろい。

車椅子だけど野獣と呼ばれちゃうくらいタフな人で、旅行中に車椅子の車輪が折れちゃったときでさえ
「折れたもんはしゃーない」
「こんなの最悪でもなんでもない」
なんなんだこの強さは!

その中に(私にとっては)衝撃的な記事があった。
アムステルダムの記事だ。
西ヨーロッパだしバリアフリーが進んでそう、と私も思っていたのだけれど、全然違ったらしい。
予約していたホテルに行ったら
「車椅子だから泊められない」
と宿泊拒否。
何軒まわっても全部拒否。

段差があっても手伝ってくれない。
乗り物にも乗ることができない。
階段なのにどうやって行けばいいんだっていったら「知らんがな」って言われちゃう。
街のひとたちは、たとえ親切そうに声をかけてくれたとしても
 「あ、めんどうくさそう」
と判断したらさっさと立ち去ってしまう。
誰も振り向いてはくれない。
二十人以上に話しかけたがすべて同じ反応だったという。
おっそろしいなオランダ。

バリアフリーの「バリア」って、階段があるとかそんなことじゃないんだ、きっと。
バリアとは、自分とは違うところのある人たちを、ちゃんと見ないこと、考えないこと、避けること。
シャットアウトしてしまうこと。
心の壁のことなんだと思った。
・・・ここまでくると、考え方の違い、といえるのかもしれないけど。

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

日本はどうだろうか。
自分自身はどうだろうか。
考えてしまった。


スポンサードリンク

≪進む 
該当の記事は見つかりませんでした。