夏祭り
夏祭りシーズン!
母はなんと3回も夏祭りに参加を予定している。
1回目はデイサービスの夏祭り。
ヨーヨー釣り、射的、金魚すくいもどきなど、職員さんが頑張ってゲーム屋台をこしらえて、けっこう遊べたそうだ。
紫色のヨーヨーを大事そうにぶらさげて帰ってきた母が
「射的で高得点をだしたのよ! みんなに感心された!」
あんまり楽しそうに話すから、いいねーって言ったら
「いいでしょー。羨ましいでしょー。
でも65才にならないとダメだもんねー!」
・・・自慢された・・・。
今日は2回目。
障害者の作業所の夏祭りだ。
妹が13年間通い、施設入所のために辞めざるをえなかった作業所の。
お祭りに連れていくと、妹は大勢のひとたちに取り囲まれた。
懐かしい仲間や職員さんが次々と声をかけてくれる。
「わあ、U子さーん!」
「久しぶりー!」
「元気だった!?」
車椅子の若者が妹を見て嬉しそうな顔をした。
と思ったら、保護者のひとが、とんでもないことをカミングアウトした。
「この子ね、U子さんが初恋の人なんです。U子さんがいるからってこの作業所に来たの!」
ななな、なんですってー。
若くて可愛い男の子に憧れられてるんですってー!
だがファザコンの妹は
「年下は好みじゃないんで」
とスルーしていた。
もったいない。
妹がこの作業所にいたのは2年近く前のことだが、施設の職員さんが
「今でも『U子さんの声が懐かしいね』って折々に思い出してます。作業の道具もまだちゃんと置いてあるんです」
と話してくれた。
妹は泣きそうな顔になった。
今の私にはどうにもしてやれないけれど。
いつか妹を地元に帰ってこさせることができたら。
施設を出ることができたら。
また、働けるようにしてやりたいと思う。
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サンジと猫じゃらしで遊ぼうかと思ったんだけど・・・。
手をのばしかけて、途中でフリーズ。
暑くて面倒くさくなったみたい。
とりあえず、爪は、しまっとけ。
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