在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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夏祭り

夏祭りシーズン!
母はなんと3回も夏祭りに参加を予定している。

1回目はデイサービスの夏祭り。
ヨーヨー釣り、射的、金魚すくいもどきなど、職員さんが頑張ってゲーム屋台をこしらえて、けっこう遊べたそうだ。
紫色のヨーヨーを大事そうにぶらさげて帰ってきた母が
 「射的で高得点をだしたのよ! みんなに感心された!」
あんまり楽しそうに話すから、いいねーって言ったら
 「いいでしょー。羨ましいでしょー。
 でも65才にならないとダメだもんねー!」
・・・自慢された・・・。

今日は2回目。
障害者の作業所の夏祭りだ。
妹が13年間通い、施設入所のために辞めざるをえなかった作業所の。

お祭りに連れていくと、妹は大勢のひとたちに取り囲まれた。
懐かしい仲間や職員さんが次々と声をかけてくれる。

「わあ、U子さーん!」
「久しぶりー!」
「元気だった!?」

車椅子の若者が妹を見て嬉しそうな顔をした。
と思ったら、保護者のひとが、とんでもないことをカミングアウトした。
 「この子ね、U子さんが初恋の人なんです。U子さんがいるからってこの作業所に来たの!」
ななな、なんですってー。
若くて可愛い男の子に憧れられてるんですってー!
だがファザコンの妹は
 「年下は好みじゃないんで」
とスルーしていた。
もったいない。

妹がこの作業所にいたのは2年近く前のことだが、施設の職員さんが
 「今でも『U子さんの声が懐かしいね』って折々に思い出してます。作業の道具もまだちゃんと置いてあるんです」
と話してくれた。
妹は泣きそうな顔になった。

今の私にはどうにもしてやれないけれど。
いつか妹を地元に帰ってこさせることができたら。
施設を出ることができたら。
また、働けるようにしてやりたいと思う。

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サンジと猫じゃらしで遊ぼうかと思ったんだけど・・・。

暑くてジャレられない

手をのばしかけて、途中でフリーズ。
暑くて面倒くさくなったみたい。
とりあえず、爪は、しまっとけ。


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身障者用駐車場がいっぱいだった時のこと

ふだん、猫のサンジは
 「お外に出たい! お外! お外!」
とうるさいのだけれど。
ここのところ暑さで閉口しているらしい。
せっかく外に出してやったのに、目が死んでた。

目が死んでる


今日は駅前のショッピングモールに母を連れていった。
母の好きな阪神梅田のイカ焼きが期間限定で出店してるっていうから。

が、夏休みのせいか駐車場が混みあっている。
身障者用スペースが満車なのはもちろん、安全に車椅子を降ろせそうなところは全て埋まっていた。
立体駐車場って狭いから、ちょっとそのへんに停めて母だけ降ろして…ってできないのだ。

仕方なく出口まで下り、係のひとに
 「第2駐車場はどこですか?」
と尋ねると
 「まだ満車じゃないだろ!」
といわれた。
満車ではない。
満車ではないが、車椅子が下ろせない。
 「じゃあ屋上へ行って。屋上なら空いてるから」
屋上ってエレベーターありましたっけ?
 「あるよ、屋上にもちゃんとエレベーターあるから!」

再び駐車場に入りなおす。
2度目のチャレンジもやっぱり停められる場所はみつからず、いわれたとおり屋上までのぼった。
屋上はたしかに空いていた。
ガラガラだ。
ここなら車椅子を降ろせるだろう。暑いけど。

で、エレベーターは…あ、あった。
たしかにエレベーターは屋上にも存在した。
が!
エレベーターの手前にはなんとバカでかい段差とクソ重たい鉄の扉がついていた。
中学校の校舎の、屋上の出入り口にそっくりだ。
鉄の扉にはご丁寧にも
 『エレベーターをご使用の方はこの扉を開けてください』
と張り紙がしてあった。

「こんなもん開けられるかドアホー!
車椅子が通れるわけないやろボケえ!
なんのためのエレベーターじゃカス!」

罵ったら、ちょっとスッキリした。
それであきらめて立体駐車場を出た。
さっきの係の人はいなくなっていた。
第2駐車場を探すのにも疲れて、私たちはまっすぐ家に帰った。

イカ焼き…食べさせてあげたかったな…。

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猫、歓喜の歌を歌う

アジャリ爺さんは食べ物にうるさい猫です。
「あれが食べたい」
「これは嫌」
ワガママばっかり言ってます。
体調のせいか、好みがころころ変わるのも困ったところ。
このあいだまで大好物だったイワシのスープも
 「これもう飽きた!」
急に飲んでくれなくなりました。
それじゃあ、と缶詰をあけても
 「違う!」
 「これじゃない!」
なんにも食べてくれません。
丸一日ほとんど食べてないから、お腹は空いてるはずなのに。

アジャリ、何か食べないと死んじゃうよ。
少しくらい食べようよ。
なだめてもすかしても猫には効かないのです。

仕方がない。
奥の手のモンプチを買いました。



「モンプチあげるからおいで」
アジャリに声をかけ、お皿に入れてあげると・・・。

「ニャニャニャニャーーーーン♪」

アジャリ、何かしゃべりました。
歌声みたいでした。
もしくは漫画みたいでした。
それからお皿に顔をつっこんで、ガツガツと食べました。

ニャニャニャニャーン♪を翻訳すると
 「愛しのモンプチー!」
なのか
 「そうそう、これこれ!」
なのか、それとも
 「ありがとにゃーん」
といったのか。
正確なところはわかりませんが、もうすぐ18才になるお爺さん猫が陽気な声をあげるのを久しぶりに聴いて、私も嬉しくなりました。

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でも…。
モンプチ食べてご機嫌で帰ってきたら…!

寝床に入れない

帰ってきたら、アジャリの寝床にオヤジが寝てた。
アジャリ様、不機嫌。


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