在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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よいお年を!

2014年が終わろうとしています。
あっという間の一年でした。
この一年で
母は驚くほどに回復し
本を読めるようになり
バイオリンを2人で弾けるまでになりました。
妄想も減り、私のことが誰だか分からなくなることはなくなりました。

ただ、この幸せな日々がいつまで続くのかは保証がありません。
母だけではなく父も、私自身も、命あるものはすべて変化し、そしていつか消えてゆくものです。
それを忘れることなく毎日楽しんでいきたいと思います!
人生は短すぎて、退屈する暇などないのです。

今年も1年、このブログを読んでいただきありがとうございました。
読んでくださる方がいらっしゃるからこそ私は書き続けることができます。
来年もぼちぼち書き続けますのでよろしくお願いいたします。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

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年賀状をあきらめました

今年はバタバタしていて年賀状にとりかかるのが遅かった。
さきほどようやく母の分(今年は150枚くらいに抑えた)と下の妹の分(約50枚)を出し終わり、
 「終了!」
と喜んでから、ハタと気がついた。

私、自分の年賀状はまだ1枚も書いてない。

時計をみればもう12時をまわっている。
立派な大晦日だ。
来年まであと23時間50分しかない。

・・・うん・・・もう・・・無理かな・・・。

今夜も隣室で妹が吠えています。

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めげるな、オヤジ

クリスマスイブから出なくなった私の声。
風邪だといわれていたけれど・・・。
今日、昼寝から覚めたら突然、出るようになっていた。
一体何だったのだろうか。

さて。
ついさっきのできごと。
母の部屋のほうから
「わあ!」
大きな声が聞こえてきた。
続いて
「誰か来てくれぇ!」
というオヤジの悲鳴。
慌てて駆けつけると・・・母がトイレの前で倒れている!
一瞬、息が止まった。 
救急車とか入院とかまた転院とかさまざまなことが瞬時に頭をよぎる。

・・・いいや。
倒れたんじゃない。
転んだんだ。

声をかけると
「へいきへいき~」
母は明るく答えた。
意外と大丈夫そう。
目立ったケガはない。
痛いところもないという。
「違うの!コケたんじゃないの!
 ずるずるって滑って車椅子から落ちただけ」
なんだー。
よかったー。

どうやらオヤジがトイレ介助をしたらしい。
便座から車椅子に移るとき、ブレーキをかけ忘れ、車椅子が動いて尻もちをついた、ということだった。
まあよくあること。
我が家では初めてっていうだけ。
とにかくケガがなくてよかった。

でも、オヤジはしょんぼりしていた。
実はオヤジは数年前に脳梗塞をやらかして後遺症がある。
右足が少し不自由。
体がぐらぐらしている。
重介護をするのはちょっと危なっかしいのだ。
今までにも何度か妹を落っことしている(超危険)。
重たい母の介護なんてやってたら、いつか必ず2人ともケガをするだろう。
だからいつも
「移乗は私がやるから」
と、言ってるんだけど。
オヤジとしては
「俺がやらねば!」
と張り切ってくれているから。
だから今日の失敗は、こたえたんだろう。
・・・めげるな、オヤジ。

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