在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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ぎっくり来た!

昨夜、パスタをつくった。

おいしかった。

(相変わらず盛り付けは気にしない)

パスタを茹でるのに使った大きな鍋。
これを今朝、シンク下に片づけようとした・・・
その時。

ギクッ!

きてしまった。
きてしまったのだ。
腰痛が。

腰痛って、よく、いうよね。
腹筋すればいいとか。
腹筋と背筋と両方鍛えなくちゃいけないんだとか。
腰痛体操がいいとか。
呼吸法がいいとか。
ヨガがいいとか。
ストレッチがいいとか。

ぜんぶやってみたけど、どれも効きません。
今年は体重を落としてみたけど、やっぱり来ちゃった。
毎年の腰痛はもはや私の宿命なのであしょう。
でも、きっかけが鍋っていうのはちょっとイヤ。

今回のギックリは、そこまで酷くなくて、中腰体制ながらもヨチヨチ歩ける程度だった。
でも介護はさすがにちょっときつい。

ただ幸い、母は今日はデイに行く日で、支度はすでに済んでいる。
ギックリきて10分後にはケアマネさんに電話して
「緊急なんです!
 夕方、ヘルパーさんに来てもらえませんか!」
と手配を頼んだ。

それで母がデイから帰ってくるのに合わせてヘルパーさんに来てもらい、トイレと着替えをやってもらった。

夕方5時半。
私と母と2人だけになった。
オヤジの帰宅が7時過ぎだから、それまでは2人でなんとかしようと思った。

母は私をきづかって
「何か手伝うよ、なんでも言って」
「おかーさんは自分のことは自分でやるからね、気にしなくていいよ」
と言ってくれる。
だけど私は、ごめんベッドで大人しくしといて、としか言えない。
「晩ご飯どうするの?
 おかーさん、野菜でも切ろうか?」
今夜はボンカレーです。

普通なら1時間半くらいどうってことないと思う。
だが我が家には問題がある。
母は5時をすぎるとトイレが極端に近くなること。
尿量もハンパなく、このあいだ1時間ほったらかしておいたら、シーツまでびちょびちょに濡れてしまったくらいだ。

だから仕方がない。
覚悟を決めよう。
トイレ行こう。
 「うん、お母さんひとりで立てるから、大丈夫だよ!」
・・・ひとりで立てたら。
どんなに楽だろう。
車椅子をベッドに寄せる。
母はベッドの手すりにしがみつき、
「よいしょ!」
と腰をあげる。
私は母の腰を持ち上げ、車椅子に乗せる。

ぎくっ!

また激痛が走る。
けどここで手を放したら母が落ちてしまう。
必死になって持ちこたえた。
痛くて泣きそうだった。

スライディングボード、やっぱり必要かな。


(でも年1回しか使わないしなー。
しかも去年は使いこなせなかったしなー。)

大変な思いでトイレをすませ、そのあとボンカレーを茹でていたら、オヤジが帰って来た。
いつもウザいオヤジが今日は救世主に見えた・・・。

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・・・明日はどうしましょう・・・。


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多目的トイレを使ってたら「早く出て!」って壁ドンドンされてびびった話

母と買い物にでかけた先でトイレに入った。
車椅子で入れる「みんなのトイレ」。
苦手な左手すりだけど頑張ってた。

すると、トイレのドアが突然、激しく揺さぶられた。
誰かが開けようとしたみたい。
もちろん鍵はかかってる。
他にも使いたい人がいるんだな、ちょっと待っててねーと思ってたら、声が聞こえてきた。

「えっなんで? 誰かつかってる!」

そりゃ使うだろーみんなのトイレだよ。

大きなショッピングセンターだからみんなのトイレはあちこちにある。
一般のトイレにもベビーカーが入れる広めの個室もある。
だがその人は、どうしてもこのトイレに入りたいようだった。

 「早く出てー!早く出てー!」

大きな声ではないものの、こちらに聞こえるうように訴え始めた。
それどころか

 ドン!ドン!ドン!

壁を叩きだしたので、これはちょっとやばい人かもしれん、と思いだした。

 「どうして出てきてくれないのよ!?」

 ドン!ドン!

 「お願い早く出てきて!」

そう言われても困る。
ていうか、怖い。
正直、私はかなりびびっていた。

おかーさん、トイレ急いだほうがいいみたい。
おしっこまだ出ない?

焦っている私の横で、母はのんびりと
 「猫がノックしてるねえ」
と言っていた。
なんで猫?

ようやくトイレが済んだ。
さて扉の向こうには、どんなにアブナイ人が待ち構えているのだろう?
ドキドキしながらドアを開けると。
若い女の人が途方に暮れてしゃがみこんでいた。

 「すみません!そこにバッグ!
  バッグ置いてませんでしたか!?」

ありません。

 「大変だ!」
女の人は一声叫ぶと、ダッシュで消えていった。

たぶん彼女は若いママで、ベビーカーに乗った小さな子を連れてこのトイレに入ったんだろう。
そのあとバッグを失くしたことに気がついた。
 「ちょっと待っててね!」
と子供を置いてトイレに駆け戻ったが、トイレは私たちが使っていた。
外に待たせている子供が心配で
 「早くして!」
といったり、壁ドンしたり、したんだろう。
・・・しらんけど。

 「バッグ見つかるといいねえ。
  インフォメーションセンターに行くように、言ってあげればよかったね」

母はおひとよしなことを言っている。
私は、壁越しに「そこにバッグありませんか?」って訊いてくれたらよかったのにと思う。
威嚇するように大きな音ではなかったけど、トイレで壁ドンされて「早く出ろ」いわれたら、怖いっちゅうねん。
私ビビリやねんからな!

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車椅子での防寒


追記: 車椅子に最適なポンチョ、見つけました!


詳しくは、こちら!




冬将軍の襲撃を前に、欲しいものがある。
それは母の防寒着。
ポンチョっていうかマントコートっていうか。
袖を通さないでいいやつ。
こんな形の。



車椅子のままジャケットを着るのはけっこう難しい。
母は上体がいまいち不安定だし、麻痺した腕を袖に通すのも一苦労。
そのため以前のお気に入りのコートは着にくくなってしまった。

ポンチョやマントなら、車椅子の上からでもふわっとかぶせることができる。
着せるほうも着せられるほうも楽ちんだ。

それで去年、ネットで安くなってるのを買ってみた。

そしたら、なんと!
ポンチョなのに腕を通すところがあった!
袖というほどじゃないけれど、腕を通さなければ前が閉まらない。
「かぶるだけ」の形じゃなかった。
これは写真ではわからない。
ネットショッピングって難しいと思った。

雨があがったら母とアウトレットに探しにいこうかな。
高いかなー。
サンタさん来ないかなー・・・。

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追記: 車椅子に最適なポンチョ、見つけました!

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