いっぱい失っていっぱい手に入れた一年
テレビのアナウンサーがにこにこ微笑みながら言った。
「2013年は皆さんにとってどんな一年でしたか?」
・・・どんなって。
楽しい旅の初日から
オカンが倒れて死にかけて
慌てふためいて帰国したら
目が覚めるまでにひと月かかって
妹をみてくれる施設と母の転院先をさがしまわって
自立支援法や介護保険法と格闘して
仕事やめて
家をリフォームして
オヤジと喧嘩して
オカンの退院によりめでたく介護生活がはじまって
更には妹を入所させることになって
・・・っていう一年でしたな。
あー、忙しかった。
この一年でいろんなことが変わってしまった。
状況も変わったし
生活も変わったし
私も変わった。
変わることは
時には辛いことだけど
生きているかぎり
そのままずっと同じものなんてないから
変わることは
生きている証であり、代償なんだと思う。
いろんなものを失ったけど
いろんなことを知ることができた。
いっぱい悲しかったし
いっぱい怒ったけど
いっぱいいっぱい嬉しいこともあった。
母が意識回復後はじめて指を動かしたときの喜び。
思いがけないほど多くの方々が支えてくださったこと。
変化がおとずれることがなければ、これほど多くの人との絆や、見守ってくださる方々の想いや、友達のありがたさを、これほど深く感じることはなかった。
不幸の数を数えることなど無意味だ。
私はこんなにも幸福だから。
・・・2013年。
いろいろあったけど。
それでも私は、前へ進んでいく。
今年も一年ありがとうございました!
たくさんの愚痴や苛立ちをぶつけてすみませんでした。
私はこんなにもダメダメなのに、読んでくださって本当にありがとうございました。
読んでくださる方がいらっしゃるからこそ私は書くことができます。
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皆様、よいお年を!
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