在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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オヤジ・・・!3

以前、うちのオヤジのダメっぷりについて書いた。
オヤジ・・・!
オヤジ・・・!2
私がなんにもいわないでいると、風呂にも入らずパンツすら替えなかったオヤジ。
ぬいだ服もほったらかしていたオヤジ。
注意すると
「小姑みたいなこと言いやがって」
と逆切れしていたオヤジ。
近頃はどうかというと・・・。

毎日パンツを替えるようになった!
ぬいだ服を洗濯カゴに入れるようになった!
お風呂掃除をしてくれるようになった!
休みの日は洗濯ものを干してくれるようになった!
オヤジは、家事レベル2から3に上がった!

いっぺんにいろいろ言うと逆切れするから、毎月ひとつずつ覚えてもらおうと思っています。
7月の目標は
「ゴミを分別して捨てられるようになる」
です。
・・・やれやれ・・・道のりは遠い・・・。


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決める

今日はとっても疲れる日だった。
母が倒れたばかりの頃、父がよく、迷子の犬みたいな顔で
 「これからどうなるんだろう」
とつぶやいてた。
今日の父は黙っていたけれど、やっぱり迷子の犬みたいな顔をしていた。
今日はそういう一日だった。
心が迷子になっちゃいそうな一日。
抱えあげた荷物が重すぎて、まだ文字にすることもできないでいる。
いま進んでいるこの道がはたしてどこへ続くのか、正しい道なのか間違った道なのか、誰にもわからない。
だけど、私は思うんだ。
 「これからどうなるんだろう」
じゃない。
 「これからどうしていこう」
なんだって。
どうなっていくのか。
えらぶのは、自分だ。
どうしていくのか。
決めるのは、自分だ。
選択肢は他にないかもしれない。
・・・ないように見えるかもしれない。
でも、そのたった一つの選択肢に「決める」という行為をするかしないか。
嫌々しぶしぶ流されてゆくだけなのか。
決意をもって挑むのか。
その差が違う結果をうむことになると思う。
尊敬する先輩が前にいってた。
座右の銘は
 「私が決める」
なんだって。
めっちゃかっこいいと思った。
私も、そうありたい。
運命なんて、どうしようもなくなったときに使う言葉だ。
私は運命が最初から決まってるなんて信じない。
絶対に。
私はあきらめない。
だから、私は決めるのだ。


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ふたりの力関係

空き箱ができたので、猫たちにあげました。
サンジ、ここ入ってもいいよ。

「うーん・・・いらんわ。
 ボクあんまり箱って好きとちがうねん」



そうなのです。
サンジは猫のくせに箱に入らない猫なのです。
こいつつまんねーな。
て思ってたら、アジャリがやってきました。

「じゃあこの箱、もらってもいい?」



「ええよ」

「やったー」



くつろぎまくるアジャリ。
気分は温泉です。

でも・・・
なんだか・・・
背後に視線を感じます・・・




「おもろそうやん。
 ボクも入りたくなってきたわ。
 やっぱし、返してえな」





「えっ、さっきいらんていうたやん!」




「返していうてるやん!
 もともとボクのんやん!」

「なにすんの、もうー!」


あっという間に箱はサンジのものになりました。




一方アジャリは、こんな感じ。



悔しいとき、悲しいとき、猫は爪とぎをする生き物なのです。


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