在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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年末のご挨拶

2012年。
振り返ってみる。
この1年、私は何をしていただろう。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・ドラクエしてたな。

今年の自分を1文字で表すと、「怠」にしかなりません。
仕事もしたけど。
新しいバイトやってみたけど。
いい勉強にはなったけど。
充実した一年だったとは、とてもいえない。
よく太ったし。
動かなかった。
文章もあんまり書かなかった。
だけど、こんな年も、たまにはアリじゃないかな?
平和でのんびりした、せかせかしない一年。
休憩みたいな一年。
それはつまり、幸せな一年だったということだ。

いや、来年はもちょっと、頑張ります。
今年も一年、ブログに来てくださってありがとうございました。
皆様もよいお年をお迎えください。


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おにごっこ

仕事で認知症についての講習を受けた。
熱いような重いような気分で会場をでると、外はいい天気だ。
青空の下でたくさんの子供が遊んでいた。
幼い笑い声がはじける。
いったいなにがそんなに楽しいんだろうと見ると、子供たちはただ、走っているだけだった。
走っているだけ。
ただの、鬼ごっこだ。
遊具ひとつないのっぺりした広場なのに。
子供たちは、ただ互いを追いかけあうだけで、走っているだけで、あんなにも楽しいのだ。
なんか感動した。
スマホもDSもなく、ボールひとつなくても、子供たちは歓声をあげて楽しんでいる。
人生を楽しんでいる。
近頃の子供は外で遊ばない。
元気がない。
遊び方をしらない。
そんなふうにいわれてるけれど。
大声をあげてもいい環境と、走り回れる広さがあれば、いまどきの子供だってちゃんと遊べるのだ。

ちなみに。
危ないからとか。
迷惑をかけるからとか。
それがその子のためなのだとか。
猫が本能をおしころされて室内飼いしなくちゃならない理由と、子供が遊ぶ本能をおしころされて家にいる理由は、なんかちょっと、似ているような気がする。


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猫のくしゃみ

朝、猫のくしゃみで目が覚めた。
 「ぶしゅっ!」
寝ぼけたまま手をのばすと、ふとんの上で丸くなっているのは老猫のあじゃりだ。
 「あじゃり、だいじょうぶ?」
声をかけて驚いた。
 「寒い!」
ものすごく寒い。
なんだこの寒さ!
そのとき初めて気がついた、部屋の窓があけっぱなしだってことに!
昨日そうじのときに開けて、そのまま閉め忘れた。
ゆうべは酔っぱらっていたから寒いことにも気づかなかったのだ。
部屋の中も外もばりばりの氷点下。
そりゃあ猫もくしゃみをするはずだ。
ごめんね、あじゃり。
でもなんでそんなところにいるの?
布団の中に入ってくればいいのに!
・・・と思ったら、すでに布団のなかにはもう一匹、サンジが丸くなっていて、アジャリの入る余地がないのだった。
(ほかにも布団はたくさんあるはずなのだが)
ほんと、ごめんね、あじゃり。


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