在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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アジアン雑貨

カレーを食べた。
すっごく美味しいインドカレー。




フルーティな香り。
ピリリと辛く、でも後をひかない爽やかさ。
黒いツブツブはマスタードシードとクミンだ。

カレーを食べたらエスニックな服がほしくなった。
アジアン雑貨の店へ行く。
カラフルなワンピや楽そうなパンツを見ていると・・・
なんという偶然!
ちょうど今、私がつかっているのとまったく同じベルトが棚に並んでいる。
バンコクのマーブンクロンで値切って500円くらいで買ったものだ。
でも、ここでの値札は2000円を超えている。
当然のことなんだけど。
仕方が無いんだけど。
よく見たら元値がわかるものがいっぱいあって。
旅先でもっと買っておけばよかったと。
そう思うと。
なんか買う気がちょと失せた。


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新緑の中で

忙しい一週間だった。

PCを開ける暇もないほどに。

アフリカを旅していたときよりももっと長いあいだキーボードに触れていなかった。

禁断症状が出るかと思っていたけど、意外と大丈夫。

意外とデジタルに毒されていない自分に気がついた。



今日は車をとばして友達に会いにいった。

1年ぶりに会う友達は、母親になっていた。

おじぞうさんのような赤ん坊が腕の中ですやすやと眠っている。







清らかな寝顔を見つめながら、子供を産むってすごいことだと思った。

なにしろ、人をひとり、この世につくりだすのだから。

感情をもち夢をもち、未来をつくる人間を。

私は見ることができない未来に生きる人間を。

この世界につくりだす。

何よりも尊い。

神様みたいな仕事だ。

・・・ちょっと、羨ましかった。



友人は、妊娠時から出産後までずっと体調が悪くつらかったと話したあとで

 「お母さんは私のときも大変な思いをして産んでくれたんやな」

ぽつりと呟いた。

 「お母さんは大事にしなな」

それで母の日も近いことを思い出した。



帰りの車窓に新緑がまぶしかった。

山なみは薄緑にの若葉に萌えて、赤ん坊の髪の毛のようにくしゅくしゅしていた。

母の日には花を買おうと考えた。


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竹の子

生まれて初めて、タケノコを掘りにいった。
鍬にスコップ、手袋を持って。



だけどなかなか、うまくいかない。
見つからないし、掘り出せない。
体力の無い素人にはけっこう大変な仕事だった。
最初の1本は途中で折れてしまった。

ようやく掘り起こした小さなタケノコを手にとって眺める。
朽ち葉と泥の中から生まれたタケノコは、茶色い毛が生えてて獣の仔みたいだ。
茶色の皮をむき、その下の皮もどんどんむいていくと、純白の身があらわれた。
空気に触れたことのない、うぶな柔肌。
穢れのない白いひだ。
やわらかい。
思わずかぶりついた。
ほんのり甘い。
 「おいしい!」
2口3口たべるうち、だんだんほろ苦さが増してくる。
口のなかは青い香りでいっぱいになった。

林の中には、キツツキがいた。
ノウサギもいた。
子供たちといっしょに追いかけたけど逃げられた。
木々の梢に見える空は青かった。

子供とタケノコは似ていると思った。
やわらかくて純白の中身がいっぱい詰ってる。
でもタケノコは、中身を伸ばして大きくなる。
渋くなり。
硬くなり。
最後は大きな竹になる。
・・・中身からっぽの竹の筒。
私はからっぽになっちゃったのかなあ。
私がタケノコだった頃、中には、何が詰っていたのかなあ。


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