在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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ご近所の草花(67)

昔やってた「ご近所の草花」シリーズを再開。

山の湿地に咲いていた。
ヤマカタバミ。
たぶん。



なんて清楚な白だろう。
親指ほどの小さな花は、つつましく下を向いてた。



バラのように堂々としてないし
ひまわりのように大きくないし
チューリップのように鮮やかでもない。

繊細で
臆病で
でも実は、けっこう強い。
・・・そんなふうに生きるのもいい。


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桜とゲームとお弁当

今年最後のお花見は地元の桜だった。
宝塚では散り始めているソメイヨシノが、このへんではようやく開いたばかり。
北へ北へと進んでいけば長く桜が楽しめる。
お天気は、ギリギリだったけど。



どこのお花見会場でも子供連れが多かった。
敷物をひろげお弁当を食べている親子連れ。
カラフルなお重の弁当箱がおいしそう。

3回の花見のうちで一度だけ、違和感をおぼえるファミリーを見た。
お父さんとお母さん、幼稚園くらいの妹がお弁当を食べている横で、ゲームをしているお兄ちゃん。
まだ小学校低学年くらい。
親子3人がおしゃべりしながらご飯を食べているのに、ひとりでゲームに熱中する男の子。

家庭にはいろんな事情があるだろうし、今の子は外で遊ばせてもらえないし、友達どうしゲームでわいわい楽しむのは悪いことじゃないと思う。
私もゲーム好きだし、本にはまるのとゲームにはまるのはすごく似ているから、どこにでもゲームを持っていく気持ちはわかる。
でも。
家族いっしょなのに。
あたまの上には桜が咲いてるのに。
こんなにきれいなのに。
もったいなくない?

・・・って思ってたら、その子のお母さんもケータイいじってたよ。

その一瞬、ほんの一瞬、
 「ケータイとかゲームとか、この世の中から全部なくなればいいのに」
って思った。


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こころの桜

去年おととし見られなかったぶん、今年はたくさん花見をする。
2回目の花見は、心のふるさと宝塚の花だ。



ひとめ見て、やっぱり、ここの桜は特別だと思った。

私はものごころつく前からファミリーランドで遊び大劇場で育ってきたから。
反抗期の半分くらいはこの並木道に腰掛けてすごしたから。

従妹と2人でガーデンフィールズを歩いた。
歩道橋の上から、むかし遊園地だったところを眺めた。
夢の跡地は白い桜に覆われていた。
桜がまぶしい。
お日様がまぶしい。
空が真っ青だ。
子供の頃とおんなじに。
この空のどこかにまだ観覧車やバーンストーマーが飛んでいるような気さえした。
 「今でもファミリーランドの音が聞こえてきそうだね」
と従妹が言った。
・・・ああ、まだ耳に残ってる。
駆け抜けるジェットコースターの轟音と悲鳴、乗り物が発車するときのサイレン、メリーゴーランドの音楽、動物園のアシカの鳴き声。

前日の雨で花はすでに散り始め、水面は桜色にそまっていた。


 
桜が毎年とくべつなのは、出会いと別れをくりかえすこの季節、頭上に咲いてるからだろう。
嬉しいことも悲しいことも。
みんないっしょに思い出すから。
私はここでいったい何人の友達と出会い、何度ケンカをし、何人のスターを見送ってきたことだろう。
泣いたり笑ったりしながら。
この、桜並木の下で。



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