在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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ウィーン目指してロングドライブ旅行

 「ウィーンへ行くために長距離移動の練習をしなければ」
といってロングドライブ旅行を計画した。
私とオヤジが交互に運転をして静岡県を目指す。

出発は朝8時。
母はもう、わくわくしすぎて絶好調だ。
 「動物の飛び出しに注意」
という看板をみて
 「このへんは動物が畑を荒らすから大変だろうね。猿とかウォンパットとか」
とか言うていた。

DSC_4040.jpg
(ウォンバットは日本にはいません。)

ドライブ旅行のお楽しみは、なんといってもサービスエリア巡り。
たくさんたくさん寄り道をする。

浜名湖SA
(浜名湖)

浜名湖サービスエリアではウナギを食べた。
国産ウナギなんて旅行でもしなければ口に入ることはない。

うな重小


午後2時、焼津で高速道路をおりた。
ちょっと遅めのお昼ごはんは焼津港の海鮮丼。
おいしかった!

中トロ丼
(中トロ丼)

焼津丼 (2)
(かつおとまぐろの焼津丼)

お昼を食べたら宿へ向かっても良かったのだけど。
 「なんとか富士山が見れないかな」
と母がいう。
 「もうちょっと向こうまで行ってみよう!」
それは私のためだったのかもしれない。
私は生まれてこのかた、ちゃんとし富士山を見たことが一度もないからだ。
富士山には登ったことがあるし、飛行機から見下ろしたことはある(クレーター状態)。
だけど、いかにも日本一の富士山! というきれいな形の山を見たことがない。
それで清水港のあたりまで頑張っていったのだけど。

富士山、今日はお休みやったらしいわ。

富士山いない
(曇っとる)


あきらめて浜名湖まで引き返す。
宿は、『国民宿舎 奥浜名湖』。
バリアフリールームには車椅子用のトイレがあって、ご飯も全部おいしくて、なのに国民宿舎だから安い!
母をお風呂に入れてあげることができなかったのが残念だったけど。
それ以外は良い宿でございました。


2日目は、朝ごはんを食べて帰るだけ。

ぐったり

昨日の元気はどこへやら。
母はなんだかぐったりしている。
お尻がちょっとだけ赤くなって痛いとうので、背もれを倒して寝ながら帰った。

が、お土産を選ぶときだけは生き生きとしていた。
 「これを買おう! これは家用に買おう!」
と勢いよく手に取ったお菓子が、これ。

富士山アルフォート

 「富士山は見られなかったから、せめて!」
なんか悲しいわ。

そうそう。
帰り道に寄ったサービスエリアに足湯があったので、母を車椅子からおろして足湯をしてもらいました。
 「足湯なんて久しぶり」
疲れてはいたけど母はニッコリ笑いました。
 「すっごく楽しい旅行だったね。富士山は見られなかったけど」
…それはまた次のお楽しみってことで。

昨日10時間。
今日7時間。
母はとってもよく頑張りました!(オヤジも)
飛行機でウイーンへ行くのはもっとずっと大変だけど、リクライニングさせれば大丈夫…のはず!

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猫たちもいい子にお留守番をしていました。
焼津のカツオブシをお土産にあげました。


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ぜいたくな旅行

母をショートに放り込み。
友達と名古屋へ行ってきた。
 「大阪から片道たったの1500円(長距離バス)」
という安さに惹かれたのだ。

旅のメインは、食べること!

手羽先食べて
手羽先

串食べて
DSC_3715.jpg

赤みそチーズプリン食べて
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2日目は朝から小倉トースト食べて
DSC_3718.jpg

お昼は豪華にひつまぶしを食べて。
DSC_3742.jpg

みそカツも、きしめんも、エビフライサンドも、天むすも。
食べて、食べて、食べて、食べて!
そうして
 「名古屋メシはやたら茶色くて旨い
という結論に達した。
たった一泊で何キロ太ったとか聞いたらダメ。

もちろん、食事の合間にはちょこちょこ観光もした。
名古屋城もいったし。
熱田神宮もいった。
大須商店街を通って大須観音まで歩いた。
テレビ塔にものぼった。

名古屋城


だけど、この短い旅行で一番、素敵だったのは。
一番、贅沢だったのは。
夕暮れを気のすむまで眺めていたことだ。

名古屋夕暮れ

空が広く開けているところ。
ベンチに3人並んで座り、ただただ空を見上げてた。
刻々と変わりゆく空の色を見つめてた。
会話らしい会話もせずに。

名古屋夕暮れ

「普段の生活ではゆっくり夕暮れなんて見ないよね」
と友達が呟いた
・・・そういえばそうだ。
夕方って忙しい。
普段の私なら、母をトイレに往復させつつ晩御飯の支度をしている時間だ。
バタバタしているうちにいつの間にか夜になっている。
こうして何もせずに夕暮れを待つなんて。
なんて優雅で穏やかな時間だろう。
なんと贅沢な時間だろう。

名古屋夕暮れ

予算が乏しく交通費もホテル代もかなり始末した旅行でしたが。
思う存分に食べて、ゆっくりして。
心の贅沢を味わった旅行でした。

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明日からもまた頑張ろう!
・・・てきとうに頑張ろう!


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片方の羽をのばして

お休みもらった。
母にはショートに行ってもらった。
さあ、羽をのばそう!
遠くへ行こう!
狭苦しい家から飛びだそう!

…と、言いたいところだけれど。
羽をのばせる予算がない。
せいぜい片羽くらいかな。
それでも近場になら行ける。
友達3人と、京都ぶらり旅に出かけた。

嵐電の駅
(嵐電の駅)

超低予算の旅だから。
お寺も見ない。
ショッピングもしない。
私たちはただ、歩いてた。

京都小路

おもしろそうな小路や奥ゆかしい裏道をみつけては、ひっそり歩いた。
てくてく。
てくてく。
ひたすら歩いた。

京都 小路2


観光名所の道も歩いた。
有名どころはどこも、外国人でごった返していた。

嵯峨竹林。

嵯峨竹林


そして、伏見稲荷大社の千本鳥居。

伏見稲荷千本鳥居


歩いて。
歩いて。
歩いて。
歩いて。

たどりついた先には、古い建造物が雨に光っていた。

水路閣
(水路閣)

雨の南禅寺
(南禅寺の門)

いったい何時間、歩いたのだろう。
いったい何キロ、歩いたのだろう。

私たちはしょっちゅう道に迷った。
地図とにらめっこしながら
 「あ、間違えた!」
と誰かが呟くたびに
 「でも、こっちの道もおもしろそうだよ」
と、ほかの誰かが気づいた。
それで道を間違ったまま進みつづけると
思いがけず素敵なお社を見つけたり、
角を曲がったところで可愛らしい花畑に出会ったりした。

花畑

人生もきっと同じ。
間違った道なんか、最初から、ないんだ。
正しい道なんか、最初からないのと同じ。

迷子って、どっちへ行けばいいのか分からずに立ち止まっている状態のこと。
いっしょうけんめいに考えて選んだ道ならば。
それはもう迷子じゃない。
歩いて歩いて、進みさえすれば、きっとどこかにたどり着く。

歩いて。
歩いて。
歩いて。
歩いて。

そしたらきっと、神様が、導いてくれ…るかな?

ジュースの守り神
(稲荷山途中の売店で見つけたジュースの守り神)

たくさん歩いたあとは
たくさんのごはんと
たくさんの甘いものを頂きました。


いなり
(稲荷の稲荷寿司)

東福寺パフェ
(東福寺パフェ)

片羽を伸ばしただけだから。
心のどこかではずっと「母は今どうしてるかな」って考えてる。
でもこれは、どうしようもないんだろう。

明日もう一日。
もう片方の羽も伸ばしてこれたらいいなと思います。

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