在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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電子書籍『在宅介護しながらウィーンへ行く方法』を出版しました

2016年9月1日、Amazon Kindelストアより、
電子書籍 『在宅介護しながらウィーンへ行く方法』
を出版いたしました。


在宅介護しながらウィーンへ行く方法

これは電子書籍です。
スマートフォン、タブレット、PCなどで読むことができます。
この本を読むためには無料のKindleアプリをダウンロードする必要があります。
初めての方はこちらの解説が分かりやすいです。

【内容】
第一章 なぜ私たちはウィーンを目指したのか
母が脳出血で倒れてから要介護5をもらって在宅介護となり、ウィーンへ行くことを決意するまでの経緯。

第二章 夢を計画に変える方法  ダイエットに学べ!
ぼんやりした夢をただの夢で終わらせないための私なりの方法。

第三章 準備と課題
要介護の母を海外旅行に連れていくために乗り越えなければならなかった課題や準備。
具体的で実際的な方法。

第四章 介護しながらウィーン旅行記
重くなるので写真は控えめです。



実は、第二章のチャプタータイトルを間違えて第三章につけてしまっています。
急ぎ作り直して近いうちに再配布しますのでごめんなさい…。
誤字などがあればそれも訂正しますので教えて頂ければ幸いです。

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介護しながらウィーン旅行9:モーツァルトハウスとデメルのザッハトルテ

猫記事のほうが気になる方が多いようですが、平行してウィーン旅行のご報告も続けていきますね。

ウィーンは音楽の都。
有名な音楽家が住んでいた家がたくさん残っています。
ヴィヴァルディ、ベートーヴェン、シューベルトなどなど。
バイオリン弾きの母は「ぜひとも見に行きたい」というのですが。
これがなかなか手ごわいのです。
教会や王宮のように大きな建物はバリアフリー化されていますが、個人の「家」となると難しい。
日本だって古民家はたいてい段差があって車椅子お断り状態ですよね。
私が調べた限り、音楽家の家はだいたい全滅でした。
2階にあるけどエレベーターがない。
階段ばっかり。
めっちゃ狭い。
などなど。

唯一、バリアフリー化されていたのが「モーツァルトハウス」。

モーツァルトハウス
(階段以外は撮影不可)

ここは最近になってリニューアルオープンしたそうで、エレベーター完備でした。
シュテファン大聖堂のすぐ裏にあるアパルトマンで、モーツァルトが一番幸せな時期に住んでいた家です。
彼はここで有名な『フィガロの結婚』を書きました。
奥さんと子供と犬と小鳥と一緒に暮らしていたそうです。

帰りにはデメルへ寄りました。
ザッハ・トルテを食べるためです。

デメル店内

本家のザッハ・トルテは、昔食べたときにあまり口にあわなかったので、デメルにしました。
でもデメルの店内はイートイン・コーナーが小さくて、車椅子には厳しい感じ。
テラス席は空いていたけど雨が降って来るし…。
 「じゃ、お持ち帰りで」
ケーキを3つ買って、ホテルの部屋でいただきました。

デメル・ザッハトルテ
(ザッハトルテ)

チョコケーキ
(チョコケーキ)

イチゴのケーキ
(イチゴノケーキ)

なんといってもデメルです。
どんな食べ方をしようと美味しいことに変わりはありません。
たとえホテルの部屋で食べようとも。
たとえ百均のプラスティック皿にのせようとも。
たとえフォークがなくて手づかみでたべようとも!
めちゃめちゃおいしかったのです!

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旅行の3日前なのに目まい!メニエル!

目が覚めて。
ベッドから降りたら。
世界がまわりだした。
ぐるぐるぐるぐる時計回りにまわっている。

持病のメニエルでたーー!

疲れやストレスが溜まると、ときどき耳鳴りやめまいが出ることがある。
ハンパないスピードでぐるぐる回るし、吐き気がするし、起き上がるどころか目をあけることもできない状態。

なんでこんなときに!
今日は子供たちと遊ぶ予定なのに。
おかあさん起こしにいかなくちゃいけないのに。
オムツ交換しなくちゃいけないのに。
というか、あと3日でウィーンだっていうのに!

目をまわしている場合じゃない。
そこでとりあえず目をつぶって横になったまま、一曲歌ってみた。

♪世界はまわる止められない 愛がまわらせる~

それから
 「よし、気のせい!」
気のせいだということにしておいた。

治った。

 「気合いでだいたい治るんです」

っていったら、耳鼻科の医者は
 「えええ・・・」
と首をかしげた。
 「メニエルじゃないのかなー」
わかんないけど、とりあえず治ったから良し!

なでなで
(サンジは昼寝も忘れて子供たちと遊びました)

話は変わる。
昔つかってたツイッターアカウントを見つけた。
旅行用のアカウントだ。
3年前、母が倒れてタイから大慌てで帰国したときで終わっていた。

ついったー

母の生死すら分からず、いっぱいいっぱいだったときの呟きだ。
思い出してせつなくなった。
私の旅の、中断の記録。

一番最後の投稿は
 「帰宅した。今できることをやるのみ。みんな優しくて涙でた」
というものだった。

あれから3年。
私は常に今できることをやってきたつもりだ。
3年間、いつもみんなが優しくしてくれたから。

人生はつづく。
旅はつづく。

ウィーンではまた、このアカウントを使おうと思う。
またリアルタイム報告をしようと思う。
せつなくて悲しかったつぶやきの上に、ウィーンの楽しいつぶやきを重ねていこう。
アカウントは、「@dadaJapanese」です。
よろしくお願いします。

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今日は早く寝ます・・・。


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