在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート

40代独身、介護離職してお金はないけど、車椅子の母を連れてウィーンへ行きました。
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ウィーン旅行に持っていった介護グッズなど

私たちの旅行の荷物は、特大スーツケース1つと、ボストンバッグ1つ、それから郵送しておいたダンボールひと箱でした。
大量の荷物の半分はもちろん紙オムツ…。
ですが他にもさまざまな介護グッズをもっていきました。

●クッション
座位保持のためのクッションを大小さまざまなタイプを持っていきました。
機内にも持ち込みましたが、とやかく言われることはありませんでした。
中でも一番役に立ったのが、この穴あきビーズクッション。




私が腰痛防止のために買ったものですが、さまざまな使い方ができ、役に立ちました。


●消臭ビニール袋
絶対に必要! なのがビニール袋。
使用済みのオムツを入れるのに使います。
強力な消臭効果のあるBOSなら、機内でもへっちゃらでした。すごい!
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●空気ポンプ
いざという時のためのポンプです。
いざという時って、けっこう来るもんです。


これは車椅子用(外国のエアポンプはタイプが違うので使えない場合があるそうです)。


こっちは、エアクッション用のポンプです。
エアクッション(ロホ)は飛行機に持ち込んでも問題ありませんでした。


●ペティナイフ
部屋に持ち帰って食べることが多かったので、ナイフは必需品でした。


このナイフは切れ味もよく、ハンバーガーからスイカまで何でもすいすい切れました。


●皿と箸
これも部屋食用。
スプーンやフォークも持っていけばよかった…。


●防水シーツ
失禁対策です。
ベッドのシーツの上に敷いて使いました。
これがないと怖くて寝れない。


●ゴム手袋
排泄処理のための手袋とは別に、私は洗濯用のゴム手袋を必ず持っていきます。
手洗いってけっこうつらいんですよ…。
二人分、しかも失禁や食べこぼしで汚れますから、かなりの量の洗濯を毎晩こなす必要がありました。
コインランドリーが近くにあれば使ったかも。


●折り畳み洗面器
これはねえ…正直、いらなかった。
旅慣れた人からよくすすめられるので、初めて持っていったのですが。


洗濯桶としては使えましたが、なくても洗濯はできますし。
シャワーノズルは可動式でしたし。
あれば便利だけど、旅行にはべつに私はいらないと思う。


●動きやすい靴
これは母用ではなくて私の靴。
何事も、足元って大事です。
昔はずっとミズノのスニーカーを履いていたのですが、在宅介護を始めてからは
「すぐに脱ぎ着ができるから」
ということで買ったこのスケッチャーズが大のお気に入り!

履き心地がめちゃくちゃ良いです。


●ハンディタイプのマッサージ器
リサイクルショップで500円くらいで買ったやつ。
肩や首が凝りやすいので、機内でもホテルの部屋でもよく使いました。


●箱ティッシュ
母はティッシュ魔です。
ティッシュ依存症かもしれない。
そりゃティッシュくらい街で買えるだろうけど、一瞬でも切らしたら
 「ティッシュ!ティッシュどこ!?」
とうるさいので持っていった。


●携帯用ウォシュレット
お腹の具合によってはウォシュレットが必須なときもあるので、一応。
一度も使いませんでした。


●可愛い食事用エプロン
以前にもご紹介させていただいた、笑顔音さんのプレタ介護エプロン
介護臭のない食事用エプロンで、ブラウスみたいに見えるから、ウィーンのお洒落な店でも恥ずかしくないです。
カフェやレストランで大活躍でした!

オーバーラーと介護エプロン

こんなところかな?
そうそう、夏といっても気温差が激しいのでジャケットが必要でした。
雨が降って気温が下がった日があって、寒がりの母はユニクロのライトダウン・ポンチョを着用。
さすがに浮いてました。

母はどんなに暑い日でも、店やスーパーへ入るたびに
「クーラーが寒い!」
と文句をいうので長袖は一年中持ち歩いています。
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本日の猫写真。
ブログ更新が遅い日は、こういう状態のときです。

超じゃま

いろいろと足でキーを押してるらしくて、ちょっと画面を見たら、何かのプログラムをアンインストールしそうになってた。
怖い。


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これはすごい!ブラウスにしか見えない介護エプロン・笑顔音の「プレタ介護エプロン」

今日はカフェに行きました。
お隣の聖母さんが壮行会をしてくださったのです。

で…母はそこでプチ・ファッションショーを開きました。
ウィーンで着る服を買ったのです。

最初にお断りしておきます。
写真がヘタすぎた!
ピースで襟元がぜんぜん見えない!

本当は左腕にクッションを入れているのですが
「新しい服がよく見えるように」
とはずしたら、まっさかさまに左傾斜。やばい。

ということで、写真がいまいちすぎて申し訳ないですが…。

エプロン2
「オレンジ可愛いでしょ!」(凛花)

エプロン3
「やっぱりピンクよね!」(無地ちりめん珊瑚)

実はこの服。
食事用エプロンなんです。

一般に、介護でつかう食事用エプロンというと、ビニール製のガシャガシャしたやつですよね。
いかにもエプロン、下手したらヨダレかけ。
どこから見ても「介護されてます!」っていう感じの。

そんなのをつけてウィーンのカフェに行くのは嫌だと思ってたんです。

そしたら。
すごいものに出会った。
笑顔音さんのプレタ介護エプロン

エプロン
(こちらは頂きもの)

どこからどう見てもブラウス。
襟があって、袖があって。
生地もビニールじゃなくてポリエステル(でもちゃんと防水)。

 「これならウィーンのカフェいけるやん!」

もう一目ぼれ。
運命を感じました。

その場で2枚(オレンジとピンク)買ったんですが、なんと笑顔音さんよりサンプルを1枚、ご提供頂きました!(最後の写真のやつ)
笑顔音 http://www.egaon-happy.com/

ビニールじゃないから肌触りが良く、着心地がいいです。
写真一番上の「凛花」というシリーズはリーズナブルタイプなんですが、お隣さんいわく
 「着物の生地みたい!」
に見えます。

写真2枚目のピンク色のほうが生地はちょっとしっかりしてて、本当に洋服みたいです。
首の後ろの留め具も、マジックテープじゃなくてボタンだからザラザラしない!

袖は通しても通さなくても使えます(母も左手は通してないです)。
ブラウスみたいに見えるけど、実は後ろ側は短いので普通のエプロンと同じようにパッとつけられます。

私が着てみても違和感がないどころか、写真を見た妹に
 「お姉ちゃんにしては可愛い服買ったね」
とほめられてしまうくらいでした…エプロンだと言っても信じてもらえなかった…。

ちなみに母は珊瑚色のエプロンをすっかり気に入って、食事が終わってもはずさず、家まで着て帰りました。
 「これを着てザッハトルテ食べにいくのよー!」
ばっかり言ってます。

お隣さんには、乗用車に乗る練習にもお付き合いいただきました。
おかげでだいぶ上手に乗れるようになりました。
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「どんなに体が不自由でも、なるべく普通の生活を。
そして楽しい人生を。」

これは、母が妹を介護するときによく口にしていた言葉です。
今では私が母を介護する際の基本姿勢となっています。

ハンディをもつ人たちが「楽しく普通に」生活するためには、介護臭のない商品がもっと必要なのではないでしょうか。
もっとお洒落な介護用品が必要ではないでしょうか。
「普通に可愛い」このエプロンは、その一歩だと思います。

すごく嬉しかったので、めっちゃ宣伝してしまいました。
お出かけ用のエプロンに超オススメです。
ブラックフォーマルや紳士用もあるみたいです。いろいろすごい。
笑顔音 http://www.egaon-happy.com/


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母の日に、介護シューズをちょっと可愛く

母の日。
今年のプレゼントは、妹と出し合って靴を買った。

母は左足にごっつい装具をつけているので、普通の靴はもう履けない。
パンプスとかはもう履けない。
介護シューズ専門だ。
『あゆみ』というシリーズがお気に入り。
水色と黒の2足持ってるけど、古くなってきたので
 「ウィーン用に」
とピンクを買った。



でも、これだけじゃ寂しい気がした。

そこで母の大好きなローラ・アシュレイの布を買ってきて、デコパージュ用のボンドで貼り付けた。

介護シューズ
(ボンド乾かしてるとこ。乾いたらもう少し色が落ち着くはず)

ほんというと私はこういうことが苦手なので、手芸屋さんで相談しました。
 「うちの祖母も地味~な靴履いてますわ」
と言いながら親切に教えてくれたお店の人、ありがとうございました。
私はワンポイントのつもりだったのですが、ベルト一面に貼り付けたのは母の希望です。

母は
 「まあ可愛い!」
と喜んでくれました。
母の日にプレゼントを贈ることができる喜びをかみしめることができました。

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本日の猫写真。
ひなたぼっこサンジ。

あったかい

ロシアの話だが、約20万円の借金をなかなか返済しない人に
 「おまえの猫を売って返済にあてよう」
と言ったら慌てて支払ったそうだ。
もしもこれがサンジなら、売ったところで20万どころか…せいぜい50円くらいかな…。


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