悲劇のヒロインになっちゃダメ
サスペンスドラマを見ていたら。
被害者の人生が語られる場面があった。
『30代から母親の介護におわれ、恋愛も結婚もなく、友達もおらず、介護が終わってみれば全てを失っていた』
「悲惨ねえ」
シーンと静まりかえる主人公たち。
母親が亡くなったとき彼女は半狂乱になったそうだ。
生きている意味を失くしてしまったと。
おいおいおいおいおい、ちょっと待て。
一瞬ものすごく身につまされちゃったけど、よく考えてみれば、それはどうなんだろうと思うフシがある。
恋愛やら結婚やらはよくわからんが。
友達がいないのは介護に関係なくない?
介護始めちゃったら、そりゃ遊びにいけないし、若ければ若いほど友達と話が合わなくなるけれど。
私はいまのところ介護が原因で友達をなくしたことはない。
むしろ、いつも助けてもらっている。
泣きごとを聞いてもらっているし。
たまにはランチにも行く。
今の私には仕事もお金もないけれど。
友達だけはかわりなく。
むしろ昔以上に、友達は、大切なものだと思い知らされる。
介護って一人では絶対にできないからだ。
・・・みなさん、いつまでも仲良くしてくださいませ。
それに介護者は介護だけに生きてはいけないと思う。
いくら親子でも。
親子だから。
人生を捧げてしまってはいけない。
お母さんのために生きる!
なんて麗しく思えるのかもしれないけれど、それはただの依存だ。
少なくともうちの母はそんなこと絶対に喜ばないだろう。
自分の人生を生きなさいと叱るだろう。
介護が終わったとき。
ドラマに出てきた彼女は、すべてを失くしたのではない。
共依存という鎖から解放されたはずなのだ。
本日の猫写真。
私がブログを書いているとき、サンジは伸びあがって私の袖をひっぱり、何度もせがんできます。

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ちなみに昨夜、妹は4時間つづけて眠ってくれました!やったー!
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